[書遊び] 「仲間の漢字」 <自・欠・丁>



⭐ lightです。

漢字は、今から約3300年前に作られました。

 はじめは、亀の腹の甲羅(こうら)や牛や鹿の肩甲骨

 に刻みつけられていたので、「甲骨文字(こうこつも

 じ)」と呼ばれていました。

 紙面では、赤色のペンで示しています。


 それから、青銅器(金属の器)に鋳(い)込まれた

 「金文(きんぶん)」の時代で、青色のペンで示して

 います。


 約2200年くらい前の秦(しん)の時代になると、

 「篆文(てんぶん)」という統一された文字が出てき

 ます。緑色のペンで示しています。


●『』 <音>ジ・シ <訓>みずか(ら)

・正面から見たの形で、

自分自身をいう時に、

自分の鼻を指さしたり、

自分の鼻を押さえたりしたらしい。


  ・「おのれ・みずから」の意味。




   

 『』 <音>ソク <訓>いき

・「自(じ)」と「心(こころ)」を合わせた形。


の状態が呼吸・息に表れることを示している。


・「いき・いきする」の意味。




   

 『』 <音>ケツ <訓>か(ける)

・元の字は「「缺(けつ)」で

音は「夬(けつ)」。


・「缶(ふ)」は、酒や水を入れる

胴が太い土器

「夬(けつ)」は、もともと一部が欠けた丸い玉(ぎょく)を手(又・ゆう)に持つ形。


 ・「缺(けつ)」は土器が欠けている意味で、「かける・かく・不十分

の意味に使う。


 ・また一方で、同形の「欠(けん)」は、前に向かって口を開いて立つ人を横から見た形で、「あくび」の意味がある。




   

 『』 <音>ヨク <訓>ほっ(する)・ほ(しい)



   ・音を表すのは、「谷(よう)」。

   ・「容(よう)」は、祖先の霊を祭る廟(みたまや)

    の中に「★(さい)祝詞を入れる器」を供えて祈

    り、その「★(さい)」の上にかすかに現れた神

    の姿である。

   ・その姿を見たいと思うことを欲(よく)」とい

    い、「ほっする・ねがう」の意味。

    日本語では、「ほしい」と読む。


 『』 <音>チョウ・テイ <訓>ー

・甲骨文字と金文は釘(くぎ)の頭をから見た形。


 ・「丁(てい)」は釘のもとの字で、

立っている釘から見た形。




   

 『』 <音>チョウ <訓>ー

・もとの字は「廳(ちょう)」。


 音を表すのは「聽(ちょう)」で、神の声を聞くことができる

賢さをいう。


 ・「廳(ちょう)」は、物事を聞き、訴えを裁くなどの事をおこなった

「役所」のことを言う。



                  ー白川文字学よりー

 


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