・儀式の時に、髪を結び
髪飾りをつけて正装した女性の形。
・金文（中期・青字）では
「いそしむ」の意味。
のちに音（おん）を借りて
「つねに・そのおりごとに」の
意味になった。
・もとの字は「當（とう）」で、
音は「尚（しょう）」から。
・「尚（しょう）」は、
神を迎える窓に神が現れること。
「當（とう）」は、田の中に神を
迎えて祭る儀式のこと。
・祭りは田植えや刈り取りに
よい適当な時期に行うので、
「あたる・あう・かなう・つりあう」の意味。
・けものの足の裏の肉の形。
「釆（べん）」は、
けものの爪の形。
・のちに、当番・順番の
ように「かわる・交替（こうたい）」の意味になった。
・音は「甬（よう）」からで、
手桶の形。
・「辵（ちゃく）・辶（しんにゅう）」は行くの意味があり、
手桶は筒型で中が空っぽのため、
「通」は通り抜けることができる
意味となった。
・「とおる・とおす・かよう・
つうじる」などの意味。
・大きな道が交差している
十字路の形。
・人の行く所なので、
「いく・ゆく」の意味。
のちに「行（こう）」は
広くおこなうの意味となり
「おこなう・なす」の意味にも使う。
・もとの字は「晝（ちゅう）」で
「聿（いつ）」と「日（ひ）」を
合わせた形。
・「聿（いつ）」は筆を手に持つ形で、「日（ひ）」は太陽で、
太陽の異変に対するおはらいの
方法であったと思われる。
・今は「ひる・昼間」の意味。
・「大（だい）」と「夕（ゆう）」を
合わせた形。
・「大（だい）」は手足を広げて立つ人を正面から見た形で、
「夕（ゆう）」は夕方の月の形。
・「夜（や）」は人のわきの下から
月が現れている形で、月が姿を現すような時間のことで、「よる・よ」の意味。
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