なす🍆
(『完全版 その調理、9割の栄養捨ててます!
調理科学×栄養がとれる食べ方のコツ』から抜粋)
なすのヘタはイボを取る効果があるとして民間療法などで
活用されていましたが、なんとヘタやガクに含まれる天然化合物が、
子宮頸がんのがん細胞を死滅させることが、
マウスを使った実験で発見されたのです。
ガクは口に残るのでそのまま食べるのは難しいですが、
ヘタは切り落とさずにスープに入れたり、
炒めたりして食べることが可能です。
ガクごと干して、きんぴらなどで食べる方法もあります。
なすの皮にはアントシアニンの一種であるナスニンなどの
ポリフェノールが豊富に含まれているため、
抗酸化力は果肉の2~3倍ほども高いと考えられます。
なすの皮をむくと、抗酸化成分をほぼ捨てることになります。
一方、スポンジ状の果肉は90%以上が水分です。
栄養成分は少なめですが、カリウムや食物繊維、
ビタミンB群などがバランスよく含まれています。
睡眠の質を高めるGABAは下部(果頂部)により豊富に含まれています。
暖かい国が原産のなすは、5℃以下の寒いところが苦手。
室温が15℃程度までであれば常温保存がおすすめです。
水分が蒸発するとしなびてしまうので、
ひとつずつラップに包んでおきます。
冷蔵庫に入れる場合には、温度が高めの野菜室へ。
なすのアクの正体は、
ポリフェノールのクロロゲン酸です。
これは抗酸化作用のほか、
糖分の吸収を抑えて脂肪の蓄積を防ぐとして、
糖尿病をはじめとした生活習慣病の
予防効果も期待できる成分。
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🍀今日のつぼやき🍀
💖 loveです。
なすのヘタの黒焼きが歯磨き粉として
使われるとは聞いたことがありましたが、
ヘタにここまでの栄養素があるとは知りませんでした。
なので、早速なすの味噌煮を作る時に、ヘタを使ってみました。
ガクを取ってヘタを切り落とし、
小さく切ってみました。
いつも通りになすの味噌煮を
作り、いざ実食。
ヘタの部分であろうと思われる 少し固めのもの。
噛み砕けば飲み込むこともできましたが、
今回は、噛んで噛んでを繰り返した後、皿に出しました。
ヘタを小さく切ったものは、全部で7〜8個あったのに、
口当たりが悪かったのは、これ一つでした。
イワシの頭も信心精神が強い私には、ヘタの炒め物は、
問題なし でした。
結果報告でした。
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