[書遊び] 「漢字の世界」 <牛へん>
⭐lightです。
●「牛」の部首名は、「うし・うしへん」です。
「牛部(ぎゅうぶ)」に属し、牛の種類や状態・
牛を飼うこと・牛に似た動物などに関する事を
表すそうです。 ー漢字辞典よりー
●『牛』 <音>ギュウ <訓>うし
・正面から見た牛の形。
・角が大きく書かれている。
『半』 <音>ハン <訓>なか(ば)
・神へのいけにえの牛を、二つに分けるこ
とを「半(はん)」という。
・「わける・なかば・はんぶん」の意味。
『牧』 <音>ボク <訓>まき
・牛と攴(ほく・攵)を合わせた形。
・攴(ほく)は木の枝を手(又・ゆう)に
持つ形。「打つ・むち打つ」の意味。
・牛を放牧する事を「牧(ぼく)」という。
・「うしかい・やしなう」の意味。
『物』 <音>ブツ・モツ <訓>もの
・音を表すのは「勿(ぶつ)」。
・勿(ぶつ)は「すき(土を掘る農具)」
で、土をはねる形。
・牛(うしへん)は農耕用の牛。
『特』 <音>トク <訓>ー
・大きなオスの牛を意味する。
・のちに牛に限らず、成長したオスの意。
・「寺」は、物を保有し、その状態を保
ち続けるの意味。
・「すぐれる・異なる」の意味。
ー白川文字学よりー
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