[書遊び] 「漢字の世界」 <力>


⭐lightです。


明日は、『の日』ですネ!

そこで今回は コチラです。

●「力」の部首名は、「ちから」です。

 「力」は「力部(りょくぶ)」に属し、力がある

 ことや力を使った動作などを表すそうです。 

              ー漢字辞典よりー


●『』 <音>リョク・リキ <訓>ちから

   ・田畑を耕す「すき」という農具の形。

   ・田畑を耕すのに多くの労力が必要だったの

    で、「ちから・はたらき・つとめる・はげ

    む
」の意味。




 『』 <音>ダン・ナン <訓>おとこ

   ・「田」と「力」を合わせた形。

   ・「すき」で田畑を耕すことを表し、昔は

    地を管理する人
を「男(だん)」と言った。

   ・「おとこ」の意味。



 『』 <音>ユウ <訓>いさ(む)

   ・もとの字は「甬(よう)」の下に「力」。

   ・「甬(よう)」は手桶の形で、井戸水など

    が湧き出る事を「涌(よう)」という。

   ・「すき」で耕すのは力を必要とし、一気に

    力を使う。そのように内部から湧き出て一

    気に何かを成し遂げようとする力
を「勇(

    ゆう)」と言った。

   ・「いさましい・つよい」の意味。


 『』 <音>フ <訓>ちち

   ・「|(の上の部分)」と「又(ゆう・

     )」を合わせて形。

   ・この場合の斧は木を切る道具ではなく、

    指揮権の象徴として使われる。

   ・手で斧を持つ形が「父」で、家で子ども

    を指揮する
「ちち」の意味。



 『』 <音>フ・フウ <訓>おっと

   ・まげにかんざしを通している男の人の形。

   ・正装している結婚式の男の人の姿で、

    「おっと・おとこ」の意味。

           ー白川文字学よりー


 

 



●「」も「」も、結婚式の時の正装の様子だ

 ったのですね。

 「夫」は、「大(手足を広げて立っている人を

 正面から見た形)」に「一」を加えて、頭にか

 んざしをさしている姿だそうですが、どんな

 「かんざし」だったんだろうと、ちょっと気に

 なりました。             
【526】