分別ゴミ
(株式会社Gabのサイトより)
日本のプラスチックリサイクル率は84%と
世界的に見ても高く、リサイクル先進国のように思えますが、
実はこの数値には裏があります。
回収したプラスチックの7割近くが
サーマルリサイクルされており、
新しいプラスチックに生まれ変わることなく
燃やされているのです。
サーマルリサイクルとは、
不要になったプラスチックを燃やし🔥、
そのときに出る熱を発電に利用するという仕組みですが、
循環していないためリサイクルと呼ぶのは無理があるでしょう。
回収され、燃やさずにリサイクルされるプラスチックの多くは、
これまで中国に輸出していました。
しかし、2018年に中国が
廃プラスチックの輸入を禁止したことで、
世界中のプラスチックごみが行き先を失ってしまったのです。
日本は世界2位のプラスチック輸出国であるため、
年間で約800万トンの廃プラスチックを
受け入れていた中国の輸入禁止は大きく影響しました。
結果として東南アジアの国々に輸出するようになり、
整備されていないインフラでは大量のプラスチックを
処理しきれずに環境汚染が進んでいるのです。
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🍀今日のつぼやき🍀
💖loveです。
自宅でも会社でも、リサイクルプラマークを見ると、
キッチリ分別してました。
今回、7割近くが燃やされていると知って、
分別の意味を考えさせられました。
最近は老人のオムツも増えて、可燃物のゴミだけだと
燃焼率が悪く、焼却場ではペットボトルやプラスチック、
重油を燃料がわりに投入することがあるとか。
リサイクルプラマークを分別したら、
綺麗なプラスチック製品✨に
生まれ変わってくれるんだとは、
私の勝手な妄想でした。
ビンや缶のリサイクルはすべきだけど、
プラスチックゴミの分別については、
システムを再考する
必要があるかもですね。
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