[書遊び] 「漢字の世界」 <大・中・小>


⭐lightです。

●「大・中・小」は、物のを写し取った


    「象形文字」です。

 「
上・下」は、形がないものなので、点や線を

 使って、
見てすぐ理解できるようにした


  「指事(しじ)文字」です。


●『大』 <音>ダイ・タイ <訓>おお(きい)

   ・手足を広げて立つを、正面から見た形。



 『中』 <音>チュウ・ジュウ <訓>なか

   ・殷(いん)の時代の中軍のの形。

   ・左軍・右軍もまとめる大将が中軍にいた。

   ・「なか・まんなか」の意味。


 『小』 <音>ショウ <訓>ちい(さい)

               こ・お

   ・小さい物が散らばっている形。

   ・散らばっているのは、小さい貝であろう。

   ・数が少なく「ちいさい・すこし」の意味。



 『上』 <音>ジョウ・ショウ

     <訓>うえ・うわ・かみ・あ(げる)

        のぼ(る)

   ・手のひらのに、点をつけた形。

   



 『下』 <音>カ・ゲ 

     <訓>した・しも・もと・さ(げる)

        くだ(す)・お(ろす)

   ・手のひらのに、点をつけた形。

            ー白川文字学よりー

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