今週末の戸狩のクーポンをもらってきました。
こうやって毎週毎週雪山の予定があるのっていいなぁ♪
しかもシーズンは始まったばっかり。
雪が溶ける心配もないし。しあわせ☆
では、いよいよ白馬での初バックカントリー話、いってみやしょう~。
(長文です)
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1月3日(土) 八方2日目(BCで栂池へ)
朝6時過ぎに起き、着々と準備を進め、荷物を大部屋にさくさく移動。
Tさんの部屋をのぞくと皆起きてたので、行ってきます!と挨拶する。
皆起きたてでスローなペース。
アタシも普段はあっち側なんだけどね、今日は一味違うのだよ。
そう、今日はバックカントリーツアーに参加!なのだ!!
他のメンバーはバックカントリーに興味がないというか、
山を登るなんてありえないヘリスキーならしたいという人達なので(アタシもそうだった)
相方と二人で参加する。
白馬駅近くの待ち合わせ場所兼お店は、思ったより小さかった。
お店の裏で、レンタル品を借りた時に、急に緊張し出した。
バックカントリー初心者の人ばかりのツアーだけど、
パウダーの時期は初めてだし・・・
何より体力・・・もつんかな。
8:30~40分間程、ツアー参加者全員でミーティング。
このミーティングがね、とってもきっちりしてるの。
初心者にもわかりやすく、今日の行程とか、ビーコンの使い方も説明話してくれた。
最後に自己紹介をした。
スキー3人(男2女1)、ボード4人(男2女2)の計7人にガイド2名(ともにボード)
6名だとガイドが1名になるらしいので、ちょうどいい人数らしい。
その後、準備をして車に乗り込み栂池まで移動する。
栂池はかなりの混雑!
切符売場で並ぶ、ゴンドラで並ぶ。そしてトイレで並ぶ。
ここで女性陣はお手洗い、男性2名が切符、
男性2名がゴンドラに並ぶという分担作業を行い、
おかげでほとんど待つことなく、ゴンドラに乗り込むことができた。ラッキー♪
ゴンドラとリフト1本乗り継いだところで準備運動をして、
いよいよ、スタート!
山の中に少し入ったところで、ビーコンの使い方を練習。
こんなのももちろん初めて。
借りたのはシンプルな旧式のビーコンだったので、
埋まったビーコンを見つけるのに一苦労だったけど、
最新のビーコンを持ってる人はすぐに見つけていた。
MT車とAT車(しかもカーナビ付)くらいの違いがあるらしい。
うぅぅ、ビーコンが欲しいよぉ。デジタル式の。今シーズンはムリだけどサ。
で、いよいよ本番。
シールをつけるのも初めて。
他の人のを見よう見真似でつけてみる。
きっちり上下左右の幅を合わせてつけなくてもいいですよ、と教えてもらう。
で、歩いてみると・・・
なんだか明らかに他の人とは違うアタシ。。。
「前のスキーヤーを見て」と言われるけど、
普段のシールを使ってない歩き方になっている・・・
「つま先で押し出すように滑らせて」とアドバイスをもらい、やってみる。
最初よりはマシになったけど、やっぱり違うらしい(相方談)
それでもえっちらおっちらと着いていく。
慣れないからか、すんごくしんどい。
色々と教えてくれたスキーヤーの方が、
「前よりよくなってますよー」と声をかけてくれる。ありがたや。
途中で「ここがアバランチポイントですよ」等の話を入れつつ
小休憩をはさみながら行ってくれるのがよかった。疲れなくて。
とは言っても、慣れないシールで歩くせいか、少しずつ疲れはたまっていく。
前の軍団より少しずつ遅れ、途中で立ち止まって休憩をしつつ、
もったりもったりと進んでいく。
最初は平坦な道か、ゆるい登り坂を登っていただけだったけど、
だんだん登りが急になってきて、気がついたら、
ずるるーー
・・・滑ってた。
これがね、全然前に進まないの。
素早くビンディングの角度を変えないといけないけど、その方法もわかってなくて、
後ろで支えてもらいつつ、一歩ずつ前に進んでく。
・・・はずが進めない。足を揃えるのに必死。
「大丈夫ですよ、後ろで支えてますから」
と言われ、バタバタもがきつつ進む。
ポイントはハの字にせずに板をそろえること。
前かがみになると余計に滑るので、後ろに反るイメージで
かかとに力を入れること。
一歩は小さくてもいいから、少しずつ前に進んでいくこと。
でもね、言われてることは理解できるんだけど、
かかとに力を入れたまま、前に進むことができない。
体が固いからなのか?びびってるからなのか?
この人の後ろを歩いてると危険だと思った(相方談)
で、ようやく休憩ポイントへ。
皆がいる中央部分にさえたどり着けず、少し後ろで倒れるようにへたりこむ。
ちょっと吐きそうなくらい疲れていたので、ウィダーinゼリーを飲む。
これがまた美味しくてさ。
ほてった体にちょうどいい。
おかげで最初は食えねー噛む力ねーと思った固形のソイジョイも食べれたし。
10分程休んで出発。
この頃から平坦な道を歩くだけで疲れるように。
坂で苦戦し、優しいスキーヤーに簡単に角度を変える方法を教えてもらい、
自分ではうまくいかないのでやってもらい・・・あぁぁ本当にすみません。
完全に足手まといだな・・・悲しい。
誰だー慣れるとシールはラクちんなんて言ったヤツはー!
めちゃしんどいやないかーい!!
と誰かを責めたくもなった。
そしてまた休憩。
体が疲れているというより、
足が疲れているからこんなにしんどいんだって気付く。
ガイドさんに「全ておニューですね。ビンディングもウェアも。
ウェアとリュックはホグロフスなんですねーへー」と言われ、
明らかにオーバースペックなものを着ていることが恥ずかしくなる。
「それ欲しかったんですけど、高いでしょうー?」と上手い人に言われると、
ほんと形から入ってすみませんと被害妄想にかられる(M気質)
そしてまたまた歩く。
「大丈夫ですかー?」と親切なスキーヤーが声をかけてくれるも
「ちょっとしんどいですー」と言うしかないくらいの疲れっぷり。
「もうバックカントリーはやめよう」とまで思った。
でもでもでもでも。
もうすぐですよ、とガイドに言われちゃうと、やっぱりテンションが上がってしまう。
「皆さんパウダー滑りたいですよね?
今さらパウダー嫌いですって人いないですよね?」って質問に深くうなずき、
「ここはトラックがすでについてますねーもっとパウダーのところに行きたい人ー?」
って声に「はーい」と元気に返事をしたものの、
「ではあと100mくらい歩きます」って言われたあと100mが何kmにも思えたり。
やっぱりバックカントリーはもういいって思ったり。
でもでもでもでも。
「ここから滑りますよー」って言葉にきゃっほうと悲鳴を上げてしまった(お調子者)
しかもジャンケンで一番を獲得。
え?いいんすか?こんなヘタレなアタシですがいいんすか?
少しだけ慣らしで滑り降りたときに、なんと転倒。板が外れる。
何度か履こうとチャレンジするも、深い雪が邪魔してはけない。
こういうときツアーだと辛い。待たせてしまうし。あせっちゃうし。
で、なんとか履いて下で合流。
あぁほんっとうに足手まといですみません。
「じゃ一番の人ー!」
ってことで、一番に滑り出す。
緊張の一瞬。
うわーー深い。なんだこの雪軽すぎる!
ひゃっほー!と言いながら滑る。
私はパウダーを思う存分楽しみたいから、縦じゃなくて横移動したいけど、
後ろがつまってるしなーどうすっかなーと思って、横にフラフラしていたら、
藪にぶつかりそうになって、急にブレーキをかけたらこけた!
やばいやばい!パウダーでこけちまったい!
もがいて比較的短時間で脱出。冷や汗が出た。
でもその後はゆっくりとパウダーを楽しむ。
しかしところがどうだ!
他の人はみんな速い速い。
そして想像通り、めちゃうまかった。
雪しぶきが絵になる、かっこいーー!
つーか、これって初心者(BC初めて)ツアーだけど?
なんだこの慣れた感じ?
白馬では初心者ってだけか。
ひゃっほうな1本を滑り終えて、あとはトラバースして休憩。
滑ってきた山を眺めると、7本の跡。きもちいいー
でも感じるモヤモヤ感。
「もう1本あそこ滑りたい」って思わず口に出ちゃった。
あとは平らな場所を滑っていく。
平らな場所でもかなりパウダーだったのでかなり楽しかった。
でも平らな場所は、ボードにとっては大変だ。
私が途中で失速してしまったから後続のボードに迷惑をかけてしまったみたい(相方談)
途中、つぼ足で歩くはめになったボード軍団を待っている間に、もう一人のスキーヤーに
「この2段ポールがいいよ、ビンディングの高さも簡単に調節できるし」と教えてもらった。
ブラックダイヤモンドのオレンジのポール。
八甲田までに買っちゃうかも・・・
ってのも、坂を上る時、普通のストックで雪をついてもズボズボ埋まっちゃって
バランスが取れなくて何度もこけそうになったから。
平らな場所を滑り終わると、最初に準備運動をした場所に帰ってきた。
ちょうど山をぐるっと1周したのだ。
あとは栂池のコースを滑って帰るだけ。
「ゲレンデに戻ってくるとホッとする」と言うと
「なんで?アタシは戻ってきたーって悲しくなるけど」と相方に言われる。
確かにそうなんだけど・・・安心するのさ、ゲレンデはやっぱ。
コースでももちろん、皆上手に滑ってて、そしてものすごくはやかった。
栂池は初心者が多いから、周りがゆっくりってのもあるけど、
7人で滑ってると迫力があるっていうか、暴走族だなーと思った。
で、無事、終了~
「今日は本当にいい雪でした。「雪」の予報がお天気もよくって。
初心者コースにしては最高レベルの雪でしたよ」
と言われ皆で拍手。
車に乗って集合場所のお店まで戻り、熱いお茶を頂く。
あまりに足が痛くて、ブーツを脱いでみると、靴下に水が染みていた。
脱いでみたら、それはひどい靴擦れだった。
水の染みでなく体液だった。。。
しかも両足。
痛いはずだよ・・・よくやったよ・・・アタシ。
そして解散。
緊張がとけたのか、急にお腹がすいたので、近くのマクドをがっついて宿に戻る。
帰りのバスに乗ってからも、周りは三列シートの快適さで爆睡なのに、
二人で今日の反省会というか、雑多な話。
「ファットスキー欲しくなった?」
「うん」
「小雪は買うと思うよ、その性格上」
「え?なんで?」
「小雪は好きになったら止められない性格だから」
「ばれてた?」
「二人ともよりによってバックカントリーにはまるとはね」
「そうやねー」
「二人とも飛び系に行かないとこがすごい」
「アタシはまだしも、あんたはボードやから飛びに行く可能性は高いはずなのに」
「いや・・・飛びよりもパウダーでしょ」
「飛びは登って待って飛んでまた登ってでしょ?楽しめる時間が少ない」
「そうそう」
「ボードなのにパウダー滑らないなんてもったいないよ」
「だよねーボードでパウダー嫌いとかありえない」
「ありえない!」
・・・とかね。消灯時間まで延々続いたのでした。
