昨日はTシャツを3枚買いました。
いくらなんでも買い物しすぎよなぁ・・・反省。ちょびっとだけ。
普段着より会社用のスーツ買えって話しよ。
でもスーツって・・・どうしても心躍る買い物じゃないんだよなあ。
さて、今思い出しても楽しい八甲田。
続き、いっきまーす。
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3月22日(土) 八甲田3日目 その2
ゴーグルをサングラスに変え、帽子を手ぬぐいに変え、
スキーウエアを脱いで歩くと、かなりラクに歩けた。
それはそれは不細工な格好だけど、そんなこと気にしてられないの。
暑くて。
しんどくて。
休憩はしたものの、疲れは着実に体にたまっていて、
一歩を前に踏み出すのが精一杯。
ガイドに着いて、一列になって歩くんだけど、皆黙々。
話す余裕なんて全くない。
斜度が急になった上に、延々と続く雪の山道にさすがに疲れる。
どこがゴールかもわからない。山道が続くのが見えるだけ。
余計なことは考えずに、とりあえず足を前に出すことだけを考える。
一歩一歩足を前に出しながら、眠れない時に羊を数えるように歩数を数える。
それでも終わらない。
前に読んだ「夜のピクニック」もこんな感じだったのかな、と思ったり
何でこんな山なんか登ってるんだろう、と思ったり
それさえもボーっとして考えられなくなって、
しんどいしんどいと思いながら、景色を見て気を紛らわしたりする。
ようやく道が平らになり、開けた場所の左手に山小屋が見える。
休憩している塊を見つけた!
あーやっと休憩だ!!!やったー!
先に休んでる相方を見つけ、写真をパチリ。
▲真ん中に写ってる人は全く関係ない人です
▲この写真のちょうど真ん中を登ってきた
▲樹氷の名残?来年はオンタイムで見るぞ!
ちなみにここまでで登り始めて1時間半。
でもまだ登るとな!ああぁぁぁ。
板をはき、少し移動。
さらに登り、8合目でスキーヤーはタラタラでガリガリでボコボコの山をトラバース。
ボードはさらに山頂まで登るらしく、列の一番後ろを行く相方が見えた。
周りに比べて明らかに体力がない様子。
あの相方が!ありえん。
つーか周りの人々、すげぇ!
滑落しないよう注意して滑り、
途中休憩したところでガイドさんに「どうですか?」と聞かれた。
「バックカントリーは初めてなんです。めちゃ楽しい」
「じゃ何もかもが新鮮で楽しいよね」
「はい」
「ここから先は鼻血吹くくらい楽しいよ」
「ほんとですか!!?」
と言われた先の斜面は、本当に鼻血を吹くかと思ったくらい興奮した。
だだっ広い斜面に、人はだーれもいない。
あぁ辛くても登った甲斐あったよ!
「楽しんできてください」とガイドに言われたけど、
そんなの言われなくっても楽しむぜイエーサイコー!!
「フウゥ~!」と言いながら滑るアタシ。
叫んでいるのはアタシだけ。
スキーヤーはおとなしいなぁ。
でも全く気にしない。
なぜなら叫ばなくても皆楽しんでることがわかるから。
その後にボーダー軍団がやってきた。
滑り終わって休憩していたアタシは
相方の写真を撮ってあげようと思ったけど
小さすぎてわからない。
少し広めの場所でお昼休憩。
んもー青い空が気持ちいいったら!
お昼といってもアタシ達はおやつのみ。
なけなしのお茶をちびっと飲み、また出発。
これまた急な斜度。今日一番の斜度。しかも林間。延々。
ガイドの跡をなぞったはずなのに、
左足が木の根元にズポッとはまる。
なんとか体制を整えて1歩踏み出すと、もう1回はまる。
はまった足が雪の中で自由に動く。中は空洞なんだ。
アタシの後ろを歩いていた2人も、似た場所でズボズボ埋もれてた。
そんな中でも、中学生女子は元気いっぱい。
雪の上に薄くうすーく積もった雪が凍って
ぺらぺらの状態になった氷を「きれいー」と言いながらすくっている。
「大きくすくえたー」とご満悦の様子。
あぁうらやましいその体力その若さ。
歩いている間に、相方とすれ違う。
相変わらず一番後ろをガイドに付き添われつつ歩いてる。
「小雪よりも体力ないなんて!」と相方。
私もびっくりだよ。私の方がまだ元気。
30分登って広い場所で休憩。
板をはく。
「ここからは下るのみですよ」の言葉に嬉々とするアタシ。
鼻血を吹く、あの斜面には劣るけど適度な斜度の斜面もあって、
フーフー言いながら滑る。
あえて木のある場所に行って木をポールに見立てて滑ってみたり。
自由。もちろん制限はあるけど。
それでも自由。アタシにはちょうどいいくらいの。
▲こんな景色の中を滑る
快調に滑っていると、深い沢にたどり着く。
急斜面を沢の下まで斜めに滑り、
一番下の狭い場所で鋭角に折り返し、沢の向こうまで登る。
この折り返しがなかなか難しく、上手い人でもつんのめったり転んだり。
もちろんアタシも逆ハの字になり、沢を登れなくてバタバタもがく。
一人がバタバタしてると、他の人は待ってるしかないので
結構プレッシャーなんだけどね。
ま、そんな状況もアハハと乗り越え、結構下まで降りてきた。
さらに林間を通り抜け、斜度がなくなってきたところで
箒場岱(ほうきばたい)ルートの表示が見えた。
人がひとりようやく通れるような林間を滑っていく。
上手いのに「俺林間苦手~」と言ってる人がいて、
アタシはニセコでストロベリーフィールズやラズベリーフィールズや
林間を滑って慣れておいてよかったなぁ、と思う。
普通のゲレンデしか滑ったことなかったら、ちょっと恐怖だと思うんだ。
下まで降りて、迎えのバスでロープウエー近くの小屋まで帰る。
ああぁぁぁ今日も本当に楽しかった!
登るしんどさより、滑る楽しさの方が圧倒的に楽しかった!!
明日は最終日。
もちろん明日もツアーに参加したい。
でもフライト時間ギリギリになっちゃうし、Tさんの許可も得ないと。
でもTさんの携帯は圏外で相談できない。
どうする?さぁどうする?と考えたけど、結局は参加することにした。
フライトに間に合うようにツアーを組んで、
しかもバスの迎えの時間に間に合うようにするから、と言ってくれたし。
何より参加したいし。
もしどうしてもだめなら明日キャンセルしてもいいからって言われたので、
その言葉に甘えることにした。
Sさんは今日帰るとのことだった。
普通にツアーに参加できるっていいなぁ!
東京は飛行機の便が多くてうらやましい!
特に連絡先は聞かなかったけど、
なんかまた来年八甲田で会えそうな気がするから不思議。
明日も楽しく滑れますように。
続く~






