大事にするもの
バブルの経験もなく未来に不安をもち続ける世代が今の20代だという。
私は学生時代何をしたいか何になりたいかそんな事をふわふわしながら考えながら、何となくで就職した。
世間でいうしたたかに物事を考えず恋愛もして、何となく過ぎてきた毎日だった。
そんな私に転機というものがあった。
それは、フェアトレードの現場に仕入れに行く旅でした。
23歳の時に初めて、一人旅。
言葉もわからず片言の英語。
何とか伝えることを伝えただ済ませた感じだったけれど、町の様子は日本の豊かな生活とはかけ離れ過ぎるものでした。
何が嬉しくて行くのって感じでした。
不便な生活に見なくても良さそうなスラムやそこに住む人々。
20代の私には衝撃的でした。
そこからでしょう。
少しずつ私が変わっていったのは、ただ本当にふつうの女性が他人のことなんてどうでもよいと考えていた自分がずいぶん変わっていった。
でも、それも母になりよりかわりました。
現地の女性たちの苦しみだったり喜びだったり、共感できるものが多くありました。
私の祖父が戦後、がむしゃらに働いていた頃の顔が南アジアの国にはあるんですよね。
だからカメラを向けた時に絵になるんですよね。
生きている姿。
この町にがむしゃらに生きて誰かのためになる人生を送れたら、私の通り過ぎる人生も良いものかもしれません。
あの国の人たちができるなら私たちにもできるはず。
自分を信じてみてください。
きっとできる。
今日も一日がんばりましょう!!
おにぎり300個できたよ~