ウクライナ問題については
http://ameblo.jp/fairlady-sp310/theme-10083850589.html こちらを御参照ください。大体のことは御理解いただける筈です。
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5/3 追記:

В Донецке почтили память погибших в "Одесской Хатыни"
5/2にドネツクでオデッサ事件の追悼式典が行われました。
Очень жаль, примите мои соболезнования.
Нет слов выразить, это огромная утрата и страшная трагедия.
Я молюсь за всех потерпевших и Донбасса, из Японии.


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Odessa Fire: What Western media doesn't tell -- Full documentary 02.05.2014

英文字幕はページの最後に掲載します。
むごたらしい場面が多いので、流血がお嫌いな方は英文の自動翻訳でも雰囲気はつかめると思います。

今年もまた5月2日がやってきました。
どうも私達は5月に入ると、オデッサ事件を含むウクライナ問題に頭が飛んでしまい、失ったものの存在ばかりに目が行き、陰鬱な想いにかられます。
オデッサ事件とは、2014/5/2に親露派及び"アンチマイダン"150人がデモを行っていたところ、右派セクターと呼ばれるネオナチの「ユーロマイダン」に襲撃され、全員とデモの周囲にいた支援する人々(家族や恋人、親兄弟)が労働者会館に閉じ込められ放火され焼殺された事件です。現場で焼死体として収容されたのは37人でしたが、重症の火傷を負った人々はその後2年かけてほぼ全員が死亡し、最終的には300人近くが犠牲者となりました。
上記の動画は英語圏の人間に群集が何を言っているのか、経緯がよくまとまっております。
5/2のこの事件が報道され、5/5、ドネツクの金魚マニアである友人A君は私達のHPに最後のアクセスをし、DNR(義勇軍)に合流しました。

Ополчение перешло в наступление, бой в Кожевне 22.07.2014 icorpus.ru

この動画は自らの安否や現状について、外国に居る友人知人親戚に知らせる為のチャンネルです。
A君の近影は、0:08-0:26です。
思い起こせば彼の金魚に対する鋭い質問には夜を徹して回答したことが頭を離れません。
あの日私はA君に何と言えばよかったのか?今でもその正解がみつかりません。
だから私は、これから義勇軍に行くかもしれないという友人や友人の知人達に適切な言葉を言うことができないのです。
実際、友人の先輩後輩がDNRに行くと言い残し「ドネツクで待っているから」と安否不明になったことも結構あります。(これは現在進行形で起こっていることです)
ただ、昨年末、ドネツクで有志の報道関係者が集って創設されてDNRの報道を行っていたANNAニュースが、ロシア軍のシリア空爆について特派員を送り、シリアから報道をしていたのを見て、命とは何であるのか、何であったのか?やはり死んだ人間の主張は通らなくなるので、死んではならない!という気持ちがあったのも事実であります。
どこを見ても死体がゴロゴロしているドネツクからわざわざシリアに瓦礫の撮影に行ったのは、実際見ていてやりきれない感情が最初に出るものでもありました。
彼らには彼らの事情があったので、それは理解をしているのですが・・・。

当然このような経緯になるまでには積み重なった前段階があったのですが、そのあたりについては弊店でも度々御紹介をしている「ウクライナ・ゲート」に詳細がありますので、宜しければごらんになってみてください。
http://ameblo.jp/fairlady-sp310/entry-12101039900.html こちらで部分抜粋しております。
こちらから御注文可能です。

ここから現在に至るまで、この内戦は泥沼化し、マレーシア機墜落事件やさまざまな虐殺行為を経て、西側・東側の各国を巻き込み、ロシアへの制裁というわけのわからない解決策が採用され、G8はG7になったのですが、何度も言うようにウクライナ問題については日本では殆ど報道されず、詳細について理解されている方はかなり少ないのかとも思います。

私達にとっては5月の連休というのは、この事件より精神的に喪中になってしまっております。

この事件は果てしない憎悪の積み重ねの末に起こってしまったことかもしれませんが、世界のどこであれいつであれ、再現されてしまう恐れのある事件でもあります。
人間が居るからには歴史があり、彼らが属する民族というものが御座います。日本にも根深い民族問題が存在し、例えば戦後のある時代は在日朝鮮人が戦勝国面をして空襲で住民が居なくなった土地をまるごと占拠したり、日本人の子女を脅迫のため虐殺したり等、確かにそういう時代はありました。
日本の現在に於いても異民族問題に絡み、さまざまな事件がおきているのは御承知のことと存じます。それが、大きな集団であるのか家族単位で起こるものなのか、ただそれだけの違いであり、実際オデッサの憎悪は他人事ではありません。

これを書いている最中にも私達は鬱々とし、どこにぶつけたら良いのかわからない怒りに震えながらこれらを書いているのですが、5/2は生涯忘れることの出来ない忌日となってしまいました。

オデッサ事件を含むウクライナ紛争での死者全ての魂の安寧と、右派セクターと呼ばれる方々がほんの一瞬でも正気を取り戻して欲しい、自らの行いを悔いて欲しいと、心より祈り、追悼の言葉とさせていただきます。

Мы молиться Богу, из Японии, для всех жертв!!!

私達は必ずやドネツクに金魚を持参し、A君戦死の場や御家族方に見ていただくことを信念として、これだけは必ずやらなければならないことであると誓っております。


https://youtu.be/T9VS9m8BVo4英語字幕
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1:19 Burn them to hell!
1:22 Camera man: They'll burn the building
1:25 Who is inside?
1:27 Camera man: Odessa citizens. Antimaidan.
1:32 And who are these?
1:36 Camera man: Right Sector. 300 people arrived today. Football ultras.
1:56 He is ours. The one who is standing on the balcony is ours.
2:00 And I am shooting into the window.
2:14 Death to Russians!
2:16 Single voice: Don't do it! It is not needed!
2:19 Hang Russians! Hang Russians!
2:25 Hang communists!
3:05 Help! Help!
3:10 Switch her off, so that she doesn't scream!
3:19 People on the top floor are screaming, asking for help.
3:30 We a hear woman screaming. Someone is hysterically screaming "help".
3:46 It is not a woman, it is a separatist!
3:51 Women are at home with children, and this is scum!
3:57 Glory to Ukraine!
4:18 Odessa is Ukraine, Odessa is Ukraine!
5:15 Drag him out of there!
5:51 (A person is falling of the buiding. A few spectators are cheering)
5:56 Camera man: Help him! Help him, guys!
6:20 Jump, you scum! You bitch..!
6:24 Camera man: People are lying on the windowsill.
6:32 Camera man: 2 people have fallen from the 4th and 5th floor.
6:36 Camera man: Some jumped from the 3rd and 4th floors. This man jumped from the 4th floor and crashed.
6:44 Jump, you scum. Jump, bitch!
6:48 Camera man: The guys jump down, trying to escape from the fire.
6:55 Help! Ambulance!
6:58 Camera man: Look how many people are killed
7:30 Glory to Ukraine! Glory to heroes!
7:34 Glory to Ukraine! Glory to heroes!
7:44 Odessa is Ukraine! Odessa is Ukraine!
8:10 I am for federalization
8:15 For what? Do you know what is federalization?!
8:27 Show your face
8:32 And this is a communist
8:47 Crawl, you bitch! We are Ukrainians! We are Ukrainians! We are not Russians!
8:59 Woman and elderly man's voices: Don't beat him! They have had enough already.
9:35 Woman: .. ambulance
9:38 Elderly man: Which ambulance? They are afraid to go.
9:44 Elderly man: Let's help. Let's help save people.
10:02 Woman: Men, help,help. He is still breathing.
10:10 Woman: Men, help. I am begging you.
10:22 Woman: He is breathing.
10:31 Bystander: What has happened to him?
10:35 He was hit multiple times in the head.
10:57 Man: Don't, don't, don't.
11:02 Crowd: Shame, shame, shame, shame!
11:07 Don't hit!
11:38 Scum!
11:52 Calm down. Don't beat him. Don't kill him.
12:11 Negroes, here a real negro woman is lying.
12:18 He has something in his pockets. I will check him for documents.
12:28 No, it is an icon.
12:32 (Man is reading a name from the document)
12:36 Here, his phone is ringing.
12:56 He is Ukrainian, he is Ukrainian.
13:11 Yura, check there.
13:17 (Man takes out his gun)
13:37 Man: A list of activists with addresses. In Odessa. Other man: Yes, take it.
13:52 One more cellphone
13:55 And this is just Romeo and Juliet. The documents should be checked.
14:29 Well, a bag.
14:31 F..k. Blood. Blood under the feet.
14:41 F..k. Is it brains or what is it?
14:44 No, it is coagulated blood.
14:48 Someone 'got it' in the liver.
14:58 He is dead, yes.
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ゲオルギーのリボン

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