http://gorod.lugansk.ua/index.php?newsid=25148
現在のルガンスク市の状況です。
今までで一番深刻で破局的な状態になってしまっております。
知人の部隊が政府軍と正面衝突をしたとか漠然とした情報が耳に入り、
私的感情を抜きにしても現状を鑑み、首相官邸に再度メールをした次第です。
以下、記録として残します。
--------------------------------------------
以前、日本政府の対応についてメールを差し上げた者です。
http://gorod.lugansk.ua/index.php?newsid=25148
こちらのルガンスク市のHPをご覧戴きたく願います。
ウクライナ南東部については、赤十字が「内戦状態」であると認定したとのニュースがありますが、この地域にはウクライナ政府の拒否により人道回廊が未だ設置されておりません。
この地域は選挙の結果、独立宣言を行っており、推定１５０万人が暮らしております。
ウクライナ政府は選挙の結果を認めず、現在こうした戦闘状態が継続し、市民生活に破局的な事態がもたらされております。
ここ数日、ウクライナ政府は、中央ニュースで公然と１５０万人を皆殺しにする旨、宣言を行い、その言葉を裏切らず、劇的に状況が悪化したように思われます。
選挙の結果を認めないだけではなく、逆らう者を殺して鎮圧する、意見を封殺する行為はまったく民主的な手段ではなく、
今に至ってもウクライナ政府に石炭発電などの援助やロシアに対する制裁を強化等、行うことは、アメリカを始めとした民主主義国家として恥ずべきことではないのでしょうか？
せめて、仲裁に入れないのであれば、人道回廊の設置についてだけでも、国際社会の一員として強固に主張するべきではないのでしょうか？
この地域にはロシアが援助に入っている等、アメリカは主張しています。
しかし、本当に強固に援助に入っているならば、このように破滅的な状況にはなっていない筈で、事態はもっとグルジアのように解決する筈です。
いまやルガンスク市は全滅か全亡命かの二択を選択せねばならず、現実として市民の中にはここで死ぬという年寄りも大勢おり、市長は彼らの為に全亡命の選択を行えずに決断を迫られております。
せめてアメリカの主張する「民主主義」の基軸に立った人道支援だけでも、日本政府は行うことはできないのでしょうか？
******************************************************************。
アメリカの民主主義とは、野党は殺してしまってよいのでしょうか？
独立ということが認められなくても、独立に一票を投じた人間を殺すことが許されるのでしょうか？
何か別の言葉を喋るとか、肌や髪の色が違うこと、生まれた地域が違うことで訳もなく人を傷つけることを許すものでしょうか？
少なくともアメリカとは、黒人活動家からKKK（クークスクラン）まで、政党活動の自由は保障された国であり、発言の自由もある国であるはずです。
だからこそ自由の国アメリカとして日本人は憧れ、アメリカの路線を追従することに多くの日本人が揺らがないのだと思います。
アメリカの民主主義が東欧に移植されたものとして、ウクライナ問題をとらえていらっしゃるのであれば、今現在、それは絶対に間違えていると私は断言します。
そもそも、ウクライナ政府中央部にはいまさら言うまでもございませんがネオナチの侵食が激しく、意見の違う者に対して行っていることはホロコーストと同じです。
切実にお願いいたします。
人道回廊の設置を、一分一秒でも早く日本政府として国際社会に訴え、出来ることなら、民主主義を貫く日本政府として、ウクライナ政府とロシア政府の間に入り、戦闘にまったく関係の無い市民だけでも救済してください。
ウクライナでは、ナチスドイツの同盟国であった日本には基本的な信頼感があるはずです。
日本政府としての見解をウクライナ側に申し入れるなり、表明を行えば、何かが動くかもしれません。
そして日本でもこの問題について、二分、三分の可能性が多分に色濃くなってきております。
人は簡単に争いの状態に入ることが出来ます。***********************************。
**********どうか政府として、そしてアメリカ及び日本の掲げる民主主義の根本を貫いてください。
長くなり、乱文にて大変失礼いたしますが、何卒ご一考をいただけますよう、お願い申し上げます。
--------------------------------------------
原文ママです。
※****部は個人書簡特有の内容ですので、伏せさせていただきました。
8/4追記：
日本の政治団体が対ロシア制裁を批判
ドネツクとルガンスクの市民に心をかけていただき、･･････言葉がありません。
他に言葉がみつからず、歯がゆいばかりですが、
心から、ありがとうございます！
現在のルガンスク市の状況です。
今までで一番深刻で破局的な状態になってしまっております。
知人の部隊が政府軍と正面衝突をしたとか漠然とした情報が耳に入り、
私的感情を抜きにしても現状を鑑み、首相官邸に再度メールをした次第です。
以下、記録として残します。
--------------------------------------------
以前、日本政府の対応についてメールを差し上げた者です。
http://gorod.lugansk.ua/index.php?newsid=25148
こちらのルガンスク市のHPをご覧戴きたく願います。
ウクライナ南東部については、赤十字が「内戦状態」であると認定したとのニュースがありますが、この地域にはウクライナ政府の拒否により人道回廊が未だ設置されておりません。
この地域は選挙の結果、独立宣言を行っており、推定１５０万人が暮らしております。
ウクライナ政府は選挙の結果を認めず、現在こうした戦闘状態が継続し、市民生活に破局的な事態がもたらされております。
ここ数日、ウクライナ政府は、中央ニュースで公然と１５０万人を皆殺しにする旨、宣言を行い、その言葉を裏切らず、劇的に状況が悪化したように思われます。
選挙の結果を認めないだけではなく、逆らう者を殺して鎮圧する、意見を封殺する行為はまったく民主的な手段ではなく、
今に至ってもウクライナ政府に石炭発電などの援助やロシアに対する制裁を強化等、行うことは、アメリカを始めとした民主主義国家として恥ずべきことではないのでしょうか？
せめて、仲裁に入れないのであれば、人道回廊の設置についてだけでも、国際社会の一員として強固に主張するべきではないのでしょうか？
この地域にはロシアが援助に入っている等、アメリカは主張しています。
しかし、本当に強固に援助に入っているならば、このように破滅的な状況にはなっていない筈で、事態はもっとグルジアのように解決する筈です。
いまやルガンスク市は全滅か全亡命かの二択を選択せねばならず、現実として市民の中にはここで死ぬという年寄りも大勢おり、市長は彼らの為に全亡命の選択を行えずに決断を迫られております。
せめてアメリカの主張する「民主主義」の基軸に立った人道支援だけでも、日本政府は行うことはできないのでしょうか？
******************************************************************。
アメリカの民主主義とは、野党は殺してしまってよいのでしょうか？
独立ということが認められなくても、独立に一票を投じた人間を殺すことが許されるのでしょうか？
何か別の言葉を喋るとか、肌や髪の色が違うこと、生まれた地域が違うことで訳もなく人を傷つけることを許すものでしょうか？
少なくともアメリカとは、黒人活動家からKKK（クークスクラン）まで、政党活動の自由は保障された国であり、発言の自由もある国であるはずです。
だからこそ自由の国アメリカとして日本人は憧れ、アメリカの路線を追従することに多くの日本人が揺らがないのだと思います。
アメリカの民主主義が東欧に移植されたものとして、ウクライナ問題をとらえていらっしゃるのであれば、今現在、それは絶対に間違えていると私は断言します。
そもそも、ウクライナ政府中央部にはいまさら言うまでもございませんがネオナチの侵食が激しく、意見の違う者に対して行っていることはホロコーストと同じです。
切実にお願いいたします。
人道回廊の設置を、一分一秒でも早く日本政府として国際社会に訴え、出来ることなら、民主主義を貫く日本政府として、ウクライナ政府とロシア政府の間に入り、戦闘にまったく関係の無い市民だけでも救済してください。
ウクライナでは、ナチスドイツの同盟国であった日本には基本的な信頼感があるはずです。
日本政府としての見解をウクライナ側に申し入れるなり、表明を行えば、何かが動くかもしれません。
そして日本でもこの問題について、二分、三分の可能性が多分に色濃くなってきております。
人は簡単に争いの状態に入ることが出来ます。***********************************。
**********どうか政府として、そしてアメリカ及び日本の掲げる民主主義の根本を貫いてください。
長くなり、乱文にて大変失礼いたしますが、何卒ご一考をいただけますよう、お願い申し上げます。
--------------------------------------------
原文ママです。
※****部は個人書簡特有の内容ですので、伏せさせていただきました。
8/4追記：
日本の政治団体が対ロシア制裁を批判
ドネツクとルガンスクの市民に心をかけていただき、･･････言葉がありません。
他に言葉がみつからず、歯がゆいばかりですが、
心から、ありがとうございます！