2017-07-11 20:30
知り合いが妊婦の裸体をfacebookにアップしていた。
「いいな~。美しすぎる」
と、見た瞬間 素直なコメントを書いた。
本当に美しすぎる
お腹に子供を宿している女性の顔、肉体は美しい。
愛する人と愛し合い、一つの命を創造する。
自分とは別の存在を身体の中に宿す。
期待と不安、両極の感情も体験するだろう。
その両極があっても まるごと受け入れて今を感じている。
私は昔からずっと もし自分が妊娠したら、毎日裸体を写真に撮っておこうと思っていた。
妊娠する気はないのに・・・。
どんな風に変化していくのか、ただその経過、過程を観察していたかっただけなのかもね。
そしてその願いは叶わなかった。
その美しさを 私は体験することはできなかった。
今、その美しい女性の写真を見て、心の底から、いえ体中から
「美しい!」 と賛美の言葉が言える。
「いいな~」 というのも嫉妬や羨望ではない。
目を細めるように、ハートが微笑んでいる
ふと、セッションルームの入り口のオブジェに夕暮れの光が差し込んでいるのを見て感じた。
ああ・・・しあわせだな~ と。
愛するパートナーもいない。 子供もいない。
何もできず 一人でいる。
愛する人と共に生きることも、共に何かを創造することもできないでいるが、
無性に 至福を感じた。