先月、個人間で売買をされたKさんは、お隣同士による個人間売買でした。
最寄駅の近くに自宅があるKさんは、更に自宅から徒歩８分のところに自身が歯科医として開業している歯科医院があります。
先月、Kさん宅のお隣さんから「自宅の一部を○○万円で買ってくれないか？」と直接相談がありました。
お隣さんの敷地は約２００坪あり、敷地内に建物を２軒建てて母親と息子が住んでいましたが、最近になって母親が亡くなったため、敷地の約半分を売却したいとのことでした。
お隣さんは、不動産会社を通さずに売買をKさんに持ちかけることで、仲介手数料をゼロにしようと考えていたようですが、この不動産売買には、問題点が２つありました。
●売却のために土地分筆すると、上下水道の埋設引込管が「地中越境」するため、これを将来トラブルにならないようにするには、どんな売買契約書条項にするか？
●お隣さんからの価格提示が高い。Kさんは妥当な金額で契約したいと思っている。
結果、当社で詳細な時価相場を算出してKさんに報告し、お隣さんと話し合いがまとまり、当社の「まるごとサポートパックＣプラン」で個人間売買を終了させることができました。
今回、Kさんが一番困ったことは「どこに相談して良いか分からない」ことでした。
お隣さんの希望もあり不動産会社に相談もできず、とはいえ自身は不動産について詳しくなく直接売買には不安がある。
そこで、相談したのが歯科医院の顧問税理士で、その税理士を通じて当社へ依頼がありました。
もし、Kさんが歯科医院を経営していなかったら顧問税理士とは縁がなく、お隣さんの言い分を十分検証できずに売買に応じるか、不動産会社に依頼して正規手数料を支払うか、の選択しかありませんでした。
やはり、「不動産個人間売買.com関西」は、もっと広げていく必要がありそうです。
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