布団に潜り込んだり、漬物石のように上に乗っかったり
チビ達がトンッ!とベッドに上がってくると、私たちはそれぞれ自分の布団の裾を持ち上げて「こっちへおいで」と誘う
どーしようかな~、と くんくん鼻をうごめかせて暫し躊躇する間、我慢比べとばかりに私たちはじっとしている
チビが自分の布団に入ってくると、勝ち誇った目で相手を見る
勝率は妻の方が高かった
業を煮やした私は、妻の布団に入りかけたチビの胴体を鷲掴みして、無理矢理私の布団に突っ込んだ
こんなことをしても嫌がって直ぐに布団から出てしまうのだけど、それで嫌われるということもなく、しばらくするとまた甘え鳴きして寝室に現れた
さて、家庭内野良、あっきとけいた
こちらが何もしなくても眼があっただけで おっ!と身構える
寝室の窓ベに座っている時も、私が入っていくと足元をすり抜けて室外に飛び出す
実際、この部屋に追い込んで捕まえたことが何度かあるから、人間も自業自得ではある
あっきは元々が相当な甘えん坊なので、時々妻のベットに寄って来て、甘~い訴え鳴きをする
だから、我が家では基本、寝室のドアは開けておく
一方、おめぐは人間に対する恐怖心が全くないコなので、ベットの上でも布団の中でも平気で入ってくる
「猫ってこういうものだよね」と人間しみじみ……
ところが近頃、おめぐが寝室に現れなくなった
あき・けいお兄ちゃんにちょっかいを掛けては嫌がられていたのに、だんだん馴染んで寄り添うようになってきた――
特に模様が似ているあっき兄さんがお気に入りらしい
「やっぱり、猫同士の方がいいのかねぇ」
妻は寂しそう
寝るまでの時間を過ごす茶の間
私がソファでテレビを見ている時、家庭内野良は気配を消す
茶の間が一番温かいんだから、ここにいればいいのに、と思う
そして夜中、ふと眼が覚めて茶の間を覗くと――
あっき・おめぐが混ざって寝ている
模様が同じだから、どこからどこまでがどっちの身体なのか分からない

「ん!なんだよ?」あっきが気づいた
この写真はズームで撮っている。これ以上近づくと逃げる
私が寝るまで動かないソファは――

けいたが占拠していた
人間さえ居なければ、やっぱりここが快適なのだ
我が家の茶の間、夜は猫の間――
きっと人間が寝室に引き上げるのを待っているんだろうね
そんなに邪険にしなくっても……
もっと仲良くしておくれよ~