あとは雪を待つばかり
落葉あとのシラカバ、薄茶色の枝が憂愁である。
そして常緑樹の緑が山肌に濃厚なコントラストを与えている

晩秋、道北の風景――まだ緑の残る草地
赤い落葉松(カラマツ)、常緑の椴松(トドマツ)――
手前の白樺(シラカバ)は、夏場の牧牛の日除けだろうか

若いトドマツの樹皮は艶々として美しい。
但しぷくぷくとした脂壺がたくさんあって、安易に触るとヤニでベトベトになる

トドマツは針葉樹としては水っぽい――樹皮が傷付き易く、そこから腐れが入る。
これに比べると、エゾマツは甲羅のような硬い樹皮に守られている。
北海道を代表する二つの針葉樹、トドとエゾ――樹幹を見れば違いは直ぐに分かる
一方、広葉樹
道北の里山といえばシラカバ
更に奥山になれば白樺→岳樺(橙色の樹皮)
となる
シラカバとトドマツは相性が良い
一緒に複相林を形成する

植栽したトドマツの下から ひょろっとシラカバが伸びていることもあれば、シラカバの一斉林の下に ずんぐりと緑のトドマツが透けて見えることもある

トドマツもシラカバも生命力が旺盛、
この地域の「当たり前の風景」を形づくる。
そして「当たり前」過ぎて、その美しさに気が付くのは希である
トドマツ君とシラカバちゃん――
北海道のめおと樹種?
……というのは、客観的事実に則したファイミルの感傷である(笑)
北の海……オホーツク?

いいえ、日本海です
赤い落葉松、青い海

最後に恒例、今日の赤ちゃん
――カラマツの稚樹


無事に一冬、過ごせますように……