力なく横たわり、お腹で息している姿を見て、このコはもうダメかも、と思った
病院で虫下しの治療を受けてから、程なくして元気を取り戻した
結局、虫はいなかった。環境の激変と牛乳の飲ませ過ぎが原因だったかも知れない。とにかく神経質なコだった。
家庭内野良、あっきはゴムチューブを飲み込んで病院に運ばれた
あわや割腹、と医者に驚かされたが、これも程なくして回復した
それにしても食べ物と異物の違いも分からないんだから、「野生の力」もアテにならんな、と思った。
子どもは厄介である
面倒ばかりかける
今度は我が家の やんちゃ姫、おめぐ

保護2ヶ月半にして、初の病気
水げろを吐いて、ぐったりと うずくまっている

我が家に来る前、どれ程の期間、さ迷っていたのだろう。ガリガリの身体に目ヤミ、そして声が枯れていた
体重は増えてコロコロしてきたが、声は戻らない。未だにニャンと鳴かない
ピィピィと か細い鳴き声は赤ちゃんのままだ。
妻は猫ベッドを持ち出し、温熱マットを敷き、毛布をかける
薬飲ませなきゃ
2百グラムも体重が落ちたのよ、ほら前足もこんなに痩せちゃって
そうかあ?
お医者さんはね、取りあえず胃炎じゃないかと言ってるけど、変なもの飲み込んでたら――
私の健康器具のゴムチューブを出してきて
あっきが飲み込んだのって、これだよね!
悪食あっきじゃないんだからさ、そんなもん食わんよ
妻は心配したいらしい
因みに、あっきと けいたはホッとしている
子どもは突っ掛かってきて、うるさいんだよ
↓ 2日前の あっきと おめぐ

小娘が静かで、エサも取られない――暢気なものだ
野生動物なんだから、寝てりゃ治るよ
――と言う お父さんは冷たい?
子どもは騒ぐのが仕事
お母さんは心配するのが仕事
――世の中、そんな風に出来てるんだろうね