青い月の夜 ~Beret of crow style. | 空はどこから/猫の長靴

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日記は苦手だけど、何があって何を思ったのか、あんまり分からなくなるのもねぇ(´Д`)
だからちょっとだけ、記録を残します。

『青山月見ル君想フ』

……ライブ会場の名前である。
何度見ても、良いネーミングだなあ、と思う。


29日、Beret of crow style.(ベレクロ)が、このラブリーな会場に出演。
私が初めてベレクロを観たのは、ここだった。

だからこの日は、私にとって2回目の『青い月の夜』である。




プロって歌が上手いんだ!
という当たり前なことを、思い知らせてくれたのは、30年ほど前の「たま」だった。
田舎育ちの私には、ライブ会場でプロの歌声を聴く、という きっかけがほとんどなかった。
知久くんの声の濃密さ、芳醇さには驚いた。


おおたか静流さんを生で聴いた時も驚いた。
声が、しなる、しなる……
人間って「楽器」なんだ、楽器になれる人間が存在するんだ、と初めて知った。



ベレクロのBluEさんは青い髪のエルフ
全身で音楽を奏でる人だ

腕が、指が、そして青い髪が歌っている――
身を捩り全身で練りあげた音――
だから、歌声が、深い、深い……




ジャケ写の時より10キロ太ったとボヤいていたけど、私は今の体形で正解だと思う。
全身で歌う人だから、声にもウェイトが乗っている。



CDに収録されていない新曲『eyes』

これを聴きながら、私の脳裡に浮かんだのは、永島慎二の『漫画家残酷物語』
――無精ヒゲの漫画家(永島自身)が日焼けした畳の上で膝を抱えている。
ぽろりと涙をこぼす。
流れる音楽は――

ラ・クンパルシータ

「ちくしょう、こいつら、絶望を楽しんでやがる……」


ベレクロの音楽――
この表現で伝わるだろうか
人生で抱えている全てのものを、丹田に放り込み、全身で練りあげた、という感じ

だから会場中がねっとりとした情感に包まれる。


当人たちが聞いたら、尻こそばゆい思いがするかも知れない。
でも、ファイミル夫妻はすっかり魅了された。
東京を彷徨う中で、ついにGOLDを掘り当てた、という気がするのだ。






終演後、会話に夢中になってブログ用の写真を撮らせてもらうのを忘れた。
これはBluE画伯の自画像である。


ベレクロは
Vo.BluEの人(自称ぶるたん)
key.クワハラさん
の男女ユニット。
二人ともパコダテ人(函館出身)である。

ぶるたんは青い髪のエルフ
クワさんは帽子とオーバーオールがトレードマーク、ぶるたんを気遣う眼差しが優しい

そういえば、ぶるたんと のっぽさんが出てくる幼児向け教育番組ってなかったっけ?
……これ、「昭和の笑い」ね


前後の出演者が、佐賀の元気娘:カノエ ラナちゃんと、
そりゃ美人だよ、珠麟こと日南響子ちゃん


ステージ上では、ぶるたん、負けじと
「アイドル風の自己紹介やりまーす、猫背猫舌猫被りの猫娘、BluEでーす!」
会場からヒュ~!の声
……この声を上げたのは、私(笑)

――受けなかったら、「昭和の話」をするつもりだったとか
私「昭和って、山崎ハコ?」
クワさん「あと、戸川純とか」
……どストライクじゃないか~!?

戸川純さんといえば――
私は今でも、たま一に『となりのインド人』を口ずさんでいる



「私たちも道産子ですよ、札幌と旭川」と自己紹介すると、
ぶるたんが
「味噌、塩、醤油~♪  札幌、函館、旭川~♪」と歌い出した。

これ、松坂慶子さんが歌っていたインスタントラーメンのCMだぜ
……昭和、プラス道産子の笑い



前回、2枚目のCDを「離婚した時、分けられるから」と買った。
今回、「札幌の友達に上げたいから」
と3枚目のCDを買った。
4枚目のCDは2月26日、渋谷gegeeで買う。

でも、早く新譜を出しておくれよ!

eyesとJINKAKUTAIWAとゴシップガールの入ったやつをね!


では、最後に北海道弁でお別れ――

したっけね~(笑)