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結局ピーターブルックを朝観てきた
渋谷のイメージフォーラムで
朝と夜の2回しかなかったので
30分前に着いたらやはり
結構並んでいて
小劇場で観たことのある人がちらほら
こうやってわざわざ並んでる自分にも
少し嫌悪感を覚えながら
でも久しぶりに1人で映画館に来た
という感動も混じり
妙な気分でいた
そんなの普通観ればいいじゃん
とお思いになると思いますが
何かそんな雰囲気でもなかったのですね
ピーターブルックは
綱渡りという事をそこではやっていて
足の裏はとても重要な事を
僕達がわらくでやっているような事を
やっていて
思考をシェアする
よく数字が重ならないように
順番に言って行くのもやっていた
僕は結局ピーターブルック自身の事を
勉強不足で何も知らなかったのだ
だから
探る
勇気を出す
楽しめるような事をイメージする
待つ
テンポを変える
ほんの少し直接的に働きかける
基本 中間 戻す 身体が変わる
自分をコントロールし
基準を上げる 日常でもよりよくしていく
困難を乗り越え 気づく
そして回帰し
また更に困難を乗り越えて行く
砂時計の話は面白かった
昔の人は砂時計の
一粒一粒がそこに落ちて行くの見ていた
気づいていたのだ
時間を無駄にしてはいけない
過ぎて行く
そして限りのあるものだと知っていた
だからもし
こういう仕事を
いや どんな仕事をしてても
それは無意識に
意識しないといけないと
こういうドキュメントは2時間弱じゃ
全然わからないもので
膨大な長い期間をかけて
記録に残した本を読んだ方が
わかったり
わかっても自分の問題は自分で気づいて
解決していかなければ行けないし
そんなに簡単な事ではないし
簡単だったりする事もあるし
違う人間になって行く
そういう準備をして行くという事かな
人生は長いな短いな
忘れないように書いといた
こういうドキュメントは
もっとTVでも流すべきだと思う
忘れていた
舞台の一部になるというのはその前に
youtubeで観てとても感激した
没頭するという事にも
夢中になる
すべてに
そうすると、、、
世界一受けたい授業
ピーターブルックの授業を受ければ
とても貴重な体験として
身体に何か変化する事を記憶出来るのかもしれない
実は僕はまだ観ていない
観に行く機会があれば観てみたいが
悲しい表現をする時も喜びを感じる事
playだから
今日は札幌ハムプロジェクトの公演を観に行ってきた
そこでそんな話があがった
単純な事を
忘れる
楽しい事をやっているということを
公演をするということを
何か今までの流れ仕事という風
に置き換えたり
大変な事にしていたり
それは無意識で
その役をやる為に不必要な事を
入れたり
全く反省だ
過去に人に言われた事を聞いていない
他にも沢山の人から言われた事がある
体験もした
でもすぐに忘れる
決して高尚な物ではないのに
高尚な物にしようとしてたり
エゴ精神は駄目
こないだの公演では
何か感触があった気がした
反省すべき所がはっきりと分かった
でも日常に戻り
また危うくすぐ忘れそうになる
最初に全部言われた事が
やはりそうだったと
納得だけ今更した
書きながら映画を観て
書きながらメールの返信をして
ウダウダだ
でもそれもよし
そんなに上手くいかない事を知る
もしピーターブルックの授業を受けた人間が
全員が全員
役者になれるなんて事があったら
あったらつまらないし
気持ち悪い気もする
そんなに簡単ではない
考え方
体験
感じ方
それぞれそのシチュエーションで
その人にとって必要な物は
観に行かずとしても
皆すでに感じ知っているはずじゃないか
それを信じられるかか
海の向こうの役者の本か何かを聞くと
信じる
これがキーみたいだ
基準を上げる
エニイギブンサンデーのワンシーン
有名なシーンを思い出す
無駄に生きるな熱く死ねとかなんとか
アルパチーノが好きでその台詞を覚えた
昔は熱くたぎるその台詞が好きだったが
今はその途中の
鏡に映る自分の顔を見たくない
沢山の女を追い払い
沢山の金も使い果たした
人生は半歩遅くても早くても
掴めない
という台詞が今ふと
その破綻した台詞が今は強く心に残る
生きて行くのに
沢山の体験した経験が必要だったりする
無駄な経験も
一見役に立たないと思う経験も
誰がこれを読んでるかわからないが
役者になる為の事だけやればいいと思う
その他は後で付随した物
初心忘れるべからずだ
その才能が輝いた時に
その才能の他には何も無くとも
誰も文句は言わないだろうと思うよ
世の中には沢山の事がある
それに流されてはいけないよ
仕事の本質を考えた時
人が必要とする事
人の為になる事をよく考えなければ
いつまでもあなたのまま
昔言われた事がある
自分が役者になる為に必要な事だけに
専念出来なければ
役者にはなれない
色んな事を犠牲にして
本当の所で役者になりたいと
思い続けて
やらなければ
ずっとそのままだと
そんな事をふと
坂本龍一のAQUAを聴いている
勇気が湧く

