1年振りに映画を観た
とても美しい映画がだった
「怒り」
予告を観てたが殺人事件の話ではなかった
犯人捜しの話でもなかった
それは信じられなかった罪
それが怒りというのか
愛の話だったのかな
坂本龍一さんの音楽に引っ張られ
美しい沖縄の海を背景にし
加害者が誰かというのは
すでに
問題ではなくなっていた
この制作チームの悪人も観て
とても期待してたが
それ以上だった
皆が良かった
今でも思い出す
あの何とも言えない宮崎あおいの表情
それぞれの思い
障害を持っているから幸せになれないと思っているんじゃないの
という台詞が印象深い
僕もどこかでそう思っていたのかもしれない
何故怒るのか
知らず知らずまたは
意図的に
実際殺してはいないが
あちこちで人を殺すという判断を下して
生きているのかもしれない
自分に向ければ
自分を信じられないこともまた
1つの殺人であるとも言える
しかしこの胸を打つ曲名がなんとも
「許し」とは
愛して死にたい
疑心を捨て
信じ続けて死ねたら幸せだと思う