おででこおででこおででこ
次は岸田理生の「火學お七」という作品に出演します
いつだったか
僕が上京する前、地元仙台に身毒丸が来た
内容は理解出来なかったが面白くて
何だかよくわからないくらいテンションが上がってしまい
公演終了後
1番に立って夢中で拍手していた
帰り道も東京って凄いものがあるなと
いつまでも興奮が止まなかった
その時寺山修司との共同作品として書いたのが岸田理生さんで
やはりお七の本も難解
普段使わない
いや使えない言葉が沢山出てくる
面白い
いや
おででこの稽古が楽しいのだ
稽古では殆ど身体を動かしている
年を取るにつれて
準備運動は適度にするが
段々と衰える筋肉や維持するのでどうのこうのと
億劫になる
それが久しぶりに全身がスーッとする
楽しいと心身が快の状態になり毎日発見がある
今日より明日が幸せな状態に
言い過ぎたか
夜は身体が疲れきっているが
朝は軽い
やはり身体は重要
分かっているのに中々
でも思い出した
慣れるって恐ろしい
何を役者とか舞台好きとか言ってたんだろう?
馬鹿だなお前
身体を楽に動かしていると
ワクワクしてくる
確かに日常でこんなにゆるゆると長い時間身体を動かす事なんてない
でもこれを毎日やるとどうなるのか
これらは全て訓練
おででこのような作り方をすると
毎回なにが起きるかわからない
振り幅の予測できないものが出来あがりそうだ
上に振り切りたい