日がまたいで
クリスマスイヴ
当然仕事
仕事というかアルバイト
年賀状を購入したはいいが
全く手がつかない
というか横になって坂本龍一を聴いていると
右手が上がらない
身体が疲れているというか
心が疲れているのかな
クリスマスというのは
子供の頃を思い返せば
街中がライトアップされた飾り付けと
そのクリスマスソングが
おもちゃやゲームのプレゼントを
親に買って貰えるのがわかっているから
とても楽しい気分になる
しかし今は
忙しい年の暮れに
この1年を振り返ざるを得ない
来年をどうしようかと
隙間隙間であれやこれや
自分を見つめ直す
という事は
クリスマスというのは
やはり自分の本性を思い起こすきっかけの事を言うのかもしれない
それがクリスマスプレゼントなんだろう
と
茂木さんのツイッターをたまたま読んだのだ
確かにそう言われれば毎年この時期は
そんな状態になっていた
先程
いつも開け放しにしていた襖を
閉めてみた
そしたら
白い襖に光があたる割合が増えて
部屋が優しい灯りに包まれている
out of noiseが流れている
扉や襖は閉めてみるもんだ
そうやって自分の本性を探る
やりたい事は沢山ある
あり過ぎて定まらない
夜遅くに
60過ぎの
もう70近い2人のおじいさんが
下を向いて働いている
1人がある瞬間顔を上げたので目が合った
それはとても鋭い眼光だった
僕は自分の事しか考えていないので
やはりまた素通りするだろう
僕達が生きる為に取り込んでいる空気中には
亡くなった人の灰が塵になり
実際にその塵が入っているらしい
何が自分の人生を生きるというのか
楽しみも悲しみも素通りする
今日はプレゼントを買いに行くのだ