花
come cafe音倉 下北沢にて。
日曜日の昼という事もあり、ハロウィンウィークで下北沢北口は御家族連れで賑わっていた。
音倉は地下。今までの花のライブ会場と比べると大分広くて、ゆったりまったりできる。入り口を通って、辺りに座れるいい席がないかなと、奥に目をやると、見憶えのある大きな顔の人が。丁度その人の隣が空いていたので、座る事にした。
昔挨拶をしたけど、覚えてるはずもないので、再度挨拶して。
この前のHOBOも観にきてたし。
でもその時は挨拶しに行かなかった。皆の前で挨拶するのが何か嫌だった。
僕の大好きな役者さんなので、話が出来て楽しかった。とても話やすくて、面白い人だ。
直前で僕達2人の席からはやっぱり顔が見えないので、椅子を移動させ、周りの方に少しずつ詰めてもらい、ステージの全体が見える所に移動できた。
今回のライブはとても完成度が高く。花の音楽監督の赤石さんのピアノだけでも、本当にお金を払わせてくださいとなるのに、払ってますが、もっと払いますよって気持ちになる。有紀さんと星さんの着物はとても似合っていて、お喋りも星さんの天才的なボケに有紀さんが呆れてツッコミを入れてって。笑える笑える。
選曲もよく、歌も良く。更には新美南吉の朗読も言葉がストレートに入ってくるので非常に面白い。でんでん虫のかなしみとか。
今回は発案、企画の秋本奈緒美さんがいらしたので、一曲披露していただいた。あれば一万円払いたくなるステージだった。シャンソン歌手の凄く上手い人の声。はーっと溜息が出た。
プロ集団の仕事とはこういう事なんだと。
赤石さんのその繋ぎ。
有紀さんと星さんの歌と呼吸。
秋本さんの歌。
刺激沢山の下北沢でした。僕の世代やもっと若い人にも見て感じて欲しいステージ。だって、どうして、これが沢山やってきた人のステージ。
僕達が集まって何が出来るかと思い知らされるステージ。
そして、時間はあっという間。
本当に素晴らしいライブでした。
花は参加自由です。

