完璧主義 Perfect human

タイトル、ふざけました。

私は、主人の家族と仲良くなりたいけど、くせ者すぎる。という話。

やはり一番の曲者は義理の妹ですね。話は尽きない。

完璧主義というか、例えば、出かける時が、すごい気合いなんです。

アラブは、というかアラブも嫉妬を恐れる文化があります。

アイン＝目という意味で、アインに気をつけなさいと言います。つまり、嫉妬です。

ですが、この国の人は、控えめな生活や控えめな格好をして、アインを避けたりしません。

嫉妬や噂を恐れるのは日本もあるので分かる？！と思いきや、避けないのに怖がります。

義理の妹は、ほとんど外に出ず、学生時代の父親の過保護と圧力や、そのプライドの高い性格のため友達はいません。男兄弟しかいないからか、キャピっとした感じは全くなく、落ち着いた感じのクールで低い声で話します。親戚や母親の親友のお子さんと、彼らの家に遊びにいく際に話す程度です。なかなか外に行きません。一ヶ月に４回くらい外出するかしないかくらいです。嫉妬が嫌だからだそうです。あと、恐らく毎回すごい気合が必要だから気分が乗らないと出かけられないのだと思います。

嫉妬が嫌だという例えとして、、、

この国は、髪の毛が長い女の人が多いのですが、

義理の妹は、以前は髪がスーパーロングで長く綺麗だったため、ある時、親戚の集まりに行った際に嫉妬されて、そこから頭痛と抜け毛が始まり、肩までカットしてやっとおさまったそうで、、、そこからセミロング以上は髪が伸ばせないと言っていました。本気です。

そんなに嫉妬の影響を信じているのに、いつも、キム•カーダシアンのガッツリメイクのようなメイクでないと出かけません。つけまつげもします。髪は1990年代のシャギーです。

家にずっといるので、セレブリティーの番組をみているからなのか、服装もキム•カーダシアンがパーティーに行く時みたいな、足首まであるタイトな服しかありません。すごい気合いです。体型は少しぽっちゃりですが、この国の人は太っていても顔が小さい人が多いです。

ぽっちゃりなのに、いつもタイトな服をを着ます。稀にジーンズも履きますが。いつもヒールの高い靴を履きます。

それで、嫉妬が嫌だというのです。

出かけると、あの人が私を見ていた。格好をガン見された。など、言いますが、ショッピングモールに、そんなパーティー行くメイクとバッグとキラキラの靴だったらみられても仕方がありません。

この国はアバーヤという体型を隠すものを羽織るので、服は見えませんし、髪も隠しますが、お宅訪問では、どんな機会でもパーティーというかクラブに行くような格好で行きます。

訪問先の人は、ふわっとしたワンピースやTシャツにジーンズでも、

義理の妹は、パーティーに行くキム•カーダシアンのような格好です。

それでも、嫉妬が嫌だと、気が向いた時しか出かけません。

葬式にも結婚式にも親戚に会って嫉妬されたり何か言われたり思われたりするのが怖くて行かなかったし、先日は結婚式に呼ばれて飛行機のチケット代もホテルも、ドレスと靴代も出してくれると言われても行かなかった。

もはや、謎です。

もったいない。

私は、私だから、別に何言われても気にしないし、誰が何思ってるなんて考える時間がムダというか、ショッピングモールでガン見されても気にしないけど、、、そういう人がいるので、彼女は彼女の思う完璧さでないと出かけられません。

完璧さで自分を守っているのかもしれませんが。

買い物に行くのも、親戚の家に行くのも、その他もろもろ

経験すること、体を動かすこともそうだし、大切だと思うんだけどな。

気の毒だよね。ここまでだとね。そう思うけど、、、

でも実際に、その話をいつも聞いてたりすると、

『ちょっとおかしいよ。もうちょっと出かけなよ。そこまでやらなくでもいいのに。』とか思うし、全て、自分の気分次第。というのをみていると、やっぱり距離をおこう、、、と思ってしまうのよね。なかなか難しい。私もなかなか自分のペースというのがあるからね。

考えるのも、面倒なんだけど、ほぼ毎週末は家族に会うので、どうにかしたいんだけど、気持ちの整理が上手くできないね。

うーん、、、無理。好きじゃないwww

世の中には色んな人がいるよね。

自分の心を守りたい Protect myself パート３

ずっと同じタイトルで変ね。でも、続きです。次は違うのにしようかね。

そんなこんなで夫の家族は好きですよ。優しい方達です。彼らには遠慮する気持ちもあります。

あれ？と思う点が、とても多いだけです。

今日は、めちゃくちゃ料理上手で、お手伝いさんじゃないんだから！くらい子供達の世話をしてしまうお養母さん。（子供３４、４０歳）

こちらの国の人は、最近まで結婚が早い人が圧倒的に多かったですね。

お養母さんは、２１歳で１８歳のお養父さんと結婚。お風呂で背中を流すことまで、ありとあらゆることをお養父さんにやってあげていました。５年くらい前に離婚するまで。

こっちの家族は、田舎や家族によっては親戚と結婚します。お養母さんは従兄弟の息子と結婚してますね。

家族が多いので主人のお爺さんはお養母さんの従兄弟、、、主人の世代では親戚と結婚する人は逆に少なくなりましたが、５０ー６０年前は、まだ多かったようです。さらには、お養母さんのお母さんは、４人子供がいる人と結婚して、お養母さんを産み、再婚しているので、お養母さんにはお母さんの違う兄弟とお父さんの違う兄弟がいて、家族の話は、いつも、どこがどう繋がっているのかゴッチャになります。

そんな中で育ったお養母さんは、親戚に対して日本人もびっくりな気の使いようです。電話はすぐ出る、呼ばれたらいく、離婚してからはいいように使われているんじゃないかと心配しているくらいです。さらに自分の結婚せず家にいる子供達の世話もしているしね。

そんな中、私と主人が新しくマンションに引っ越したため、なぜだか仲良くもない親戚を私の家に呼ぼうとします。向こうは何となく、新しい家に引っ越したんだー見てみたい！くらいのノリだったとしても、お養母さんにとっては必ず早急に実現させなければならないものとなってしまったようです。

私は親戚の集まりが苦手です。日本のおもてなしとアラブのおもてなしは、土台の根本の文化が違うので、おもてなしはおもてなしでも日本人の心地よいおもてなしとは違います。おもてなしは、どんな文化でも嬉しいものだけれど。

まず、日中は暑いので集まりません。夜です。一日5回の礼拝があり、季節によって日没の時間も違いますが、大体、日没の礼拝のあとか、その後の1日最後の礼拝の後に集まります。８時あたりですね。

集まると、まずアラビックコーヒーにデイツ、チョコレートを振る舞います。ひと段落して、一口サイズのサンドイッチやクッキーその他お菓子に、紅茶にうつります。その間、次々と人が来ます。８時に約束しても、その時間にみんな集まりまりません。マイペースです。外で集まるときは困りますが、誰かの家なら困りません。そして１１時くらいに夜ご飯です。

もう、最初はこの時点でびっくりです。まず８時に集まっているので夜ご飯の後な気分です、夜ご飯を食べていなくても、コーヒーや紅茶と一緒につまんで、お腹は空いていません。

１１時の夜ご飯の後はデザートです。来た時のお菓子じゃない、新たなお菓子にケーキやドーナッツまで出てくることもあります。これが別に断食月明けや犠牲祭のイード（お祭り）だからじゃないので、親戚に会うのは良いのですが、なかなか気合いが入ります。

以前は年に一度の主人の故郷訪問でしたので、参加できましたが、、、住んでいる、仕事がある、そんな中ましてや平日なんて行けません。なので、行かなかったり、行っても早く帰ったりしていて、最近は呼ばれなくなりました。

そして、今回の私たちのマンションへ来たいという話です。引っ越して半年ちかく経っているのですが、やっとダイニングテーブルやソファが来たので、おそらく、それをお養母さんが親戚に言ったのだと思います。お養母さんは親戚は何でも話してくれるわけではないのに、自分と自分の家族のことは全て話してしまいます。

でも実は頼んでいたソファセットの一つが来ていなかったり、ダイニングのラグや、玄関エリアも、まだ人を呼ぶための準備というか欲しい家具が揃っていないのですが、お養母さんは話してしまい、親戚が来たいと言ったので、お構いなしモードです。

主人の親戚は何とも広い家に住んでいます。最近の若い人はマンションを買う人も多いです。土地や建物そして生活費が、ここ１０年価格が上がり続けているから。

でも親世代は大きい家に住んでいます。それだけ稼いでいるとも言えるけど。

地下にプールがある家、庭にアヒルやうさぎがいる家、

外にガラス張りの水が流れる小さな噴水がある客間がある家↓

うちはマンションです。日本のマンションよりは一つ一つの部屋が大きく、天井が高かったりしますが、３LLDKのマンションです。お客用のリビングと家族用のリビングダイニングがあります。でも、客間が離れにあったり、女性用と男性用の客間があったり、お客さん用の玄関と家族用の玄関が分かれている、ザ•アラブな家じゃないので、主人がいる時に女性の親戚を呼ぶのは計画が必要です。

そんな中、お養母さんが勝手に計画しようとするので、主人は怒り、困って主人の妹に伝え、何とか落ち着いてもらいました。主人の妹は、家を出る時は完璧主義なので親戚を呼ぶ際はパーフェクトにしないとって、お養母さんに言ってくれました。

私はパーフェクトじゃなくても良いけど、、、ソファー揃ってなくて、ラグもないから、ちょっと待って。と言うだけの話なんだけどね。

お養母さんの”親戚に悪い噂されたくない”みたいなのは、なんか日本人にも分からないでもないけど、私はそういうコミュニティにはいなかったし、田舎に住んでいたけど、お母さんは働いていたり私はハーフだから地域のコミュニティからは外され、自由に育っちゃって、気を使いまくる親戚やご近所付き合いには縁がなかったので、親戚付き合いも大切だけど、ここまでだと、何だか気の毒にも思うわ。

もう少し家具が揃って、主人が海外出張とかの時に、呼ぶのが一番良いのだけど、、、それまで、お養母さん耐えられるかなw

これぞアラブのよくある、客間。

自分の心を守りたい Protect myself パート２

こちらの国の女の子は、最近でこそ働く人が増えてきたが、この５−１０年の話だ。

数年前にやっと女の人も運転できるようになった。

義理の家族の女の子は、小さい頃から学校（男女別）以外は一週間に一回の親戚の家に行くことしか許されず育ち、高校が終わってからの２０年ずっと家にいる。母親も、同じだ。

義理の妹は一度、高校卒業後５年くらいで、まともに話したこともない母親側の親戚の男の子と父親の反対を何とか説得して結婚したが、相手の浮気が発覚し、三ヶ月で離婚。それからは、ずっと家だ。日用品、食事、必要なものは、父親が買ってきていた。

彼女が高校卒業して１５年くらいで両親が離婚、それからは母親の借りた小さなアパートに彼女も移り住み、ずっと家にいる。

母親は、結婚する前は活発で、事務職の仕事ができるよう当時ワープロなどを学んだが、結婚したあと、働くことは許されなかった。

彼女達のことが嫌いではないと思う。気の毒にも思う。

でも自分の生活が脅かされるのも感じてしまう。

なぜか、、、その父親は働いていない。父親の親が金持ちで、親が亡くなってからも、親の関係でお金が入るので働いていないのだ。しかし、父親はろくに生活費を与えない。今では、ほとんど収入もないのにそれなのに働くことも、再婚することも許さない。

この国では、父親の許可なく結婚する人はほとんどいない。

私の主人を含め、男兄弟が世話をすれば良いと思うのかもしれないが、一人は引きこもり、

あとは結婚していても毎月お金を使い切り、貯金などしないのだ。

この国では、あなたが思っているより、ずっとずっと多くの人が、貯金をしない。

そんな中、私が主人と日本から引っ越してきた。

働く私を見て、義理の妹が働きたいという。一緒に働きに行きたいと。。。

でも、人とは話せない。特に男の人とは話せない。簡単な仕事がしたいと。。。

私ではなく、遠くを見つめて言われた。

サイコパスか。何かか。

一緒に行きたいというのは、文字通り、四六時中私にくっついていたいのだ。

仕事に行くとも、仕事をするのも私のそばで。。。

彼女は気の毒ではあるが、しかし、甘やかされて育った女の子。

毎日、午後にゆっくり起きてきて、食事は母親。自分の部屋と自分の服だけは綺麗にするが、他、

全て母親だ。義理の母は私の母と同じ７０歳。

同居している、引きこもりの義理の兄は自分の部屋すら掃除しない。ざ•引きこもりだ。

話は戻って、私は日本に関係ある仕事をしていて、日本語ができるから雇われたので

一度も働いたことのない、何ができるかもわからない、男性と話したくない女の子に

気を使って働くことなんてできない。

それなのに、遠くを見つめて言ってきたことに酷く腹が立った。

慣れない国で必死に頑張ってる人に、くっついて行くだけで、何の仕事をしているかも知らずに、

よくそんなことが言えるな。と恐ろしくなった。

そして、今まで気にしないふりをしていたことまで腹が立ってきた。

それまでも、ネットショッピングはいつも頼んでくるので困ったことや、

自分が買い物行きたい時に誘われて断ると怒るが、私が行きたい時には行きたくない。

３０いくつの人が、全て母親にやらせているのも、おかしいと思っていたし、

仕事に一緒に行きたいと言われて恐ろしくなってから、もう友達のようには付き合えないと思った。

最初に述べたように、私は今まで、イライラして過ごしたり、腹が立つことはなかった。人生で。

でも、海外で、頑張っている中、もっと良い生活ができると思って引っ越してきた中、

義理の家族は、私の生活が脅かされる存在なのだと気づいてしまったのだ。

距離があれば、ただの気の毒な女の子ではあるが、

家族だったら、助けたい。できることをしてあげたい。と思っていたが、

その家族が、自分の家族ではなく義理の家族が

働かない怠け者にしか見えず、向上心や改善する気持ちもなく

ただ頼られているだけで、私の主人も困っている存在、、、腹が立って仕方がない。

主人は自分の家族だから、家族だ。私は、そうは思えない。彼の大切な家族だから大切に思うが、

もう最低限。しかできない。

一度、やってしまうと、その時から全て頼られてしまうのだ。

この腹が立った気持ちをどうしたらいいかわからず、１年たった今でも時々モヤモヤする。

一定の距離を保ち、気をつけていても、落ち着かない。

ネットで心理学などを調べて何とか解決しようと思っているが、今のところ、、、わからない。

つづく

ダイエットしようと思って、始めた。どうなるかな。チキンとマンゴーソース。フルーツのソース酸味があって美味しい。