『ゲゲゲの女房』(ゲゲゲのにょうぼう)は、漫画家・水木しげるの夫人・武良布枝が著した自伝『ゲゲゲの女房』(実業之日本社刊)。
並びにそれを原案として2010年3月29日に放送を開始し同年9月25日まで放送される予定のNHK『連続テレビ小説』第82シリーズの作品、および同年秋に公開予定の映画作品である。
武良布枝の自伝『ゲゲゲの女房』(実業之日本社)を原案とする、実話を基として脚色を加えたフィクション。
姓名も飯塚布枝を飯田布美枝、武良茂を村井茂などと実名から変更されている。
作品の舞台は、現在でも夫妻の生活拠点である東京都調布市をメインとするが、夫妻の出身地である山陰地方(鳥取県境港市・島根県安来市)も舞台となる。
特に島根県は、『だんだん』が終了して僅か1年で再び連続テレビ小説の舞台地となる。
なお、原案が存在する作品を連続テレビ小説で取り上げるのは2006年度下半期の『芋たこなんきん』以来3年半振りであり、実話が元となっている作品としても同様である。
また、実在する漫画家の家族を元とした作品を連続テレビ小説で取り上げるのは1979年上半期の『マー姉ちゃん』(長谷川町子原作)以来31年振りである。
脚本は山本むつみが執筆する。
主演は松下奈緒、水木しげる役は向井理が演じる。
松下は、朝ドラの演技者としての出演は初めてだが、2007年度下半期の『ちりとてちん』でテーマソングのピアノ演奏を担当したことがある。
なお、本作のヒロインの選定に際してオーディションは行っておらず、『連続テレビ小説』シリーズで4度目のオーディションなしの起用である。
この作品は放送時間の変更にも注目が集まっている。第2作『あしたの風』以来、総合テレビでは長らく8:15本放送開始となっていたが、社会情勢・生活習慣の変化により、BSの2波による先行放送に視聴者が一部流れ、それが総合テレビの視聴率低迷に繋がっていた。
そこで、NHKは新年度事業計画で、この作品は総合テレビ8時スタート、その後は民放テレビの総合系ワイドショーに対抗する新番組を編成する方針を示している。
このことは案が総務大臣に提出された当日のニュースなどでも伝えられた。
よって、衛星放送・地上波を同時に受信できる環境なら、BSハイビジョン(7:30)、BS第2(7:45)、総合テレビ(8:00)と同じ内容の番組を45分間連続で計3回繰り返してみることができることになる。
これまでも朝ドラでNTSC(地上アナログテレビ放送)はレターボックス14:9で放送されてきたが、今作品以後は地上デジタルテレビジョン放送と同じレターボックス16:9となった。また今までは放送開始と同時にオープニングテーマソングが放送されてきたが、今回は前日の簡単な粗筋などをアバンタイトルという形で入れるようになった。また随所にゲゲゲの鬼太郎のキャラクターがアニメーションとなって登場するシーンもある。