その強い意志で、イギリスだけでなく
世界の政治を大きく変えてしまったサッチャーさん。
イギリスの人にこの作品について聞いてみると、
皆一様に 「あの頃の辛さを思い出すから嫌だ」
と複雑な表情を見せるのが印象的でしたね・・
1979年、選挙で史上初の女性首相となった
マーガレット・サッチャー。
強いリーダーシップで国有企業の民営化や
様々な規制緩和を行って ”鉄の女” と呼ばれる。
世界の政治をも変えてしまった彼女も、
今は引退し静かに暮らしている。
認知症の症状を発症し、今は亡き夫の幻と
昔の思い出と共に暮らしている。
食料品店の娘として生まれ、
市長をしていた父の影響で政治家を志す。
初めての選挙で落選して意気消沈している彼女に
政治集会で出会った青年デニス・サッチャーが
求婚する。大きな喜びを感じるマーガレット。
彼女はこう言う。
「私はしおらしい妻にはなれない。お皿を洗うだけの
人生は嫌よ。家事や子育てより社会貢献をしたいの。
それでも良いの?」と。デニスはこう答える。
「そんな君だから結婚したいんだよ」
こうして二人の新しい人生が始まった・・
冒頭は、老女がコンビニで牛乳を買う場面なんです。
おぼつかない足取りで帰宅するんですけど、
それが老いたサッチャーさんだったんです![]()
メリル・ストリープさんてすごい女優さんですねぇ・・
特殊メイクもすごいけれど、
ちょっとした仕草、泳ぐ視線、丸まった背中とか
もう乗り移ってるとしか思えません![]()
現在と過去が交代で出て来るんですけど、
首相時代のサッチャーさんのしゃべり方とか
仕草とかコピーしたのだとか。
私としては現在の老いた姿の方がすごかったです![]()
夫と二人で朝食を摂るんですけど、
仲良く会話をするのにそれは幻だったりして、
サッチャーさんのご主人は剽軽な仕草や行動で
彼女を癒していたんだろうな、と思いました。
男ばかりの政治の世界で生きていくのは
苦しくて大変だったでしょうね。
国会答弁の場面、どこの国もこんな感じなのか、
と思ったりもしましたよ。
サッチャーさんが活躍していた頃私は子供で、
実際は名前しか知らなかった訳で、
実はこんなにもすごい人だったんだ、とびっくりでした![]()
「デニス、あなたは幸せだったの
」
と老いたサッチャーさんが問いかけます。
それは自分への問いかけでもあるのかな・・
ご主人とのエピソードは出たけれど、
お子さん方も大変だったのだろうなと思います。
娘さんがサッチャーさんの世話をしてるんですけど、
子供としてはどうだったんだろう・・
波乱の生涯を送ったマーガレット・サッチャー。
今は全てのしがらみから解き放たれて、
静かな時間を送ってるようですね。
残りの時間が穏やかであるように祈りたいです・・
毛皮反対の絵本です、読んで下さい
http://moru.art-studio.cc/art/book.html
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