エンディングノート | 花鳥風月文々草紙

花鳥風月文々草紙

独身女と愛しの文鳥との平和でのほほんとした日々と、料理や好きな手芸や音楽と言った趣味のブログです。

たまたま調べてたら近い場所で上映してまして、花鳥風月文々草紙

どうしても気になったので行って来ましたグー


エンディングノートとは、

最期の時のために書き残すものなのです。


主人公砂田知昭氏の最期の時を撮影したドキュメンタリーで、

撮影はお嬢さんの麻美さん。


砂田氏は、典型的な仕事人間、会社人間で、

仕事を引退してセカンドライフを送ろう、

として受けた健康診断で下されたのが

末期の胃ガンでした。

余命半年と告げられてしまいます。

いつまでも凹んでいられないと、

抗がん剤治療を行う一方、最期の時のために

大切な事、自分のやりたい事をノートに書き始めます。


砂田氏は葬儀会場を探して下見をし、

その日のために準備を進めて行きます。


 「私は上手く死ねるでしょうか・・」
花鳥風月文々草紙
 元々段取り好きなのだそうで、

 ノートに関してもその辺が良く出ていると思います。

 最初、ナレーションの声が女性で、

 何か違和感があったんですけど、

 見ていくうちにその声がお嬢さんだと言う事がわかって

 何かとても暖かい気持ちになりました。


 ガン告知直後の落ち込んだ顔、

 孫娘達を見つめる好々爺然とした顔、

 どれも家族でしか撮れない顔だと思いました。

 こういう映像を公開するに当たって、

 ご家族達も相当な決心が必要だったのではないかと・・


 人は死ぬ時というものがわかりません。

 どうして欲しいか、とかやりたいと思う事など

 書き残す必要があるのではないかと思いました。

 

 砂田氏は家族に囲まれていたけれど、

 独りで生きてる人にもこのノートは

 必要なのかも知れません。


私は上手く死ねるでしょうか・・


この言葉に全てが集約してるように思いました。
花鳥風月文々草紙
こういう作品は、地味だけどとても必要だと思います。


砂田氏のお孫さん達はまだ幼くて、

死と言うものがおそらく理解できないでしょう。

成長した時、じいじの映像を見て

どんな風に感じるのでしょうか。


幼いお孫さんが死と言うものをこう表現します。


「神様が作った体が古くなって使えなくなる事。

 お花が枯れるみたいなもの。」

幼いながら考えているのだろうなと思いました。


私も上手く死ねるでしょうか・・



この日の夕飯はケンタッキーにひひ

セットが¥500キャンペーン中だったんで・・

久しぶりのチキンフィレサンドでした。


レタスが細かくて食べるのが大変でしたぁ叫び



 


毛皮反対の絵本です、読んで下さい
http://moru.art-studio.cc/art/book.html

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