俺たちの夢を叶えた男 | Fagiale ~僕らの街には夢がある~

俺たちの夢を叶えた男

『俺たちの夢』

1年間この横断幕にかかわり続けました。すごくすごく重く深かった横断幕に込められた意味。

この横断幕には、ファジアーノに所属してきた選手たちの想いがサインとメッセージと共に込められています。

また前身チームRFKや川鉄の選手たちの想いが込められています。


ファジアーノが劣勢に立った時、下を向きそうな結果になった時、常にこの横断幕を見るようにしていました。

勝利が決まった瞬間、最初にこの横断幕を見るようにしていました。







「俺は、ここには書かないよ。代わりにこの横断幕を巻いてやる!」








昨年末JFL昇格の報告会で、横断幕を最初に見た伊藤琢矢選手はそう言いました。

こいつら(礎の選手)をJに連れていってやると真剣な顔で語りました。



同じように重光貴葵選手らも、この横断幕と共に彼らの想いをJリーグに連れていくと話しました。






この横断幕は、ホーム最終戦、JFL最終戦、チームと一緒に行動しました。選手たちと共にベンチ入りしました。




富山戦の試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、リャンコーチが、ベンチに横断幕をとりにいく姿が目に入りました。

そこに、何の迷いもなく伊藤選手が駆け寄る姿が見えました。彼は直ぐに体や首に横断幕を巻きました。

約束を果たした瞬間でした。彼は全ての想いを背負い戦い続けていました。



そこに重光選手たちが駆け寄る姿がありました。

重光選手は、伊藤選手とサポーターに見えるように横断幕を広げました。



丸谷明選手が笑顔で横断幕を広げる姿が見えました。ずっと2006年の悔し涙の印象が強かっただけに、その姿は本当に印象的でした。


川原周剛選手や朝比奈祐作選手らが駆け寄る姿も見えました。




朝比奈選手は何度も何度もこのチームを救ってきました。

昨年末サポーターの前で「俺たちの夢を叶える為にがんばります。」と話し、背番号7を背負い戦い続けました。




重光貴葵選手は「岡山には夢がある」と言った選手です。彼は退団するにあたり、こんなことを言ってきました。


「まだ夢は叶ってませんよ。岡山にはまだ夢があります。J1、アジア、世界……そうなれるクラブだと思っています。」




全てが終わった時、ある選手が言いました。

「一昌さんたちやみんなをJリーグに連れて行けて良かった。本当に良かった。いつも彼らが自分たちの後ろにはいた。」




もっと重くなった俺たちの夢を大切にしようと思います。

ある約束を守ろうと思います。


僕らの街には夢があります。

まだまだ夢は終わっていません。




最後に
同志たちよ、本当にありがとう。