昨日は歌詞について少し触れたので今日はサウンドと作曲について。

2年前に1st E.Pを作った時はいわゆるシティーポップと呼ばれるブームが始まった頃で、たまたま自分がその時に作っていた曲がその流れと噛み合って制作がうまく進んでいたんだけれど(実際には半分はUKロックだったんだけれども…)、その後の『I want you to stay E.P』辺りで、メンバーが同パート複数体制になっていく中、fafrotskiesにとってサウンド面で唯一代わりがきかないのが佐野君のギターだなぁと考えるようになって、
今回の楽曲はアレンジにおいて彼のギターを中心に作っていこうと決めた。
シューゲイザーの影響が強いので、必然的にロック寄りになったりもするんだけど、アンビエント、ポップ、ダンスチューン等にもチャレンジしている。
楽曲の幅は広いがギターのアプローチはブレない事で、うまく統一感が出せるんじゃないかというのが目論見だ。
 
作曲については、今回収録曲を作るにあたり影響が大きかったのがサブスクリプションサービス(通称サブスク、Apple Music、Spotyfi等…)を利用し始めた事。
まだ日本では浸透していないけれど、一ヶ月千円弱で聞き放題というのは、月にアルバム何枚も買うような音楽ジャンキーにとってはどう考えてもメリットしかない。自分はそれまで好きなアーティストのアルバムをCDで買うか、iTunesで色んなアーティストの新譜を視聴して、アルバムの中で好きな曲のみダウンロードするというパターンだった。
でも実際に契約してみると、そもそも定額聞き放題なので好きな曲だけダウンロードするという事が無くなり、アルバム単位でまるごとダウンロードして、未知のアーティストもアルバム単位で聞くようになったし、何より契約するきっかけになったのはUSヒップホップにハマりきっていたからだ。
昨今USヒップホップシーンはサブスクを中心に、新譜が週1ペースでどんどんリリースされている。例えば一度リリースされて、何ヶ月後かに内容をリニューアルしてリリースし直すなんて事さえ起こり始めている。
これは、フィジカルリリースをメインにしている場合は苦情ものだと思うのだが、サブスクが主流のUSならではの方法だと思う。例えばサンプリングのクリアランスがリリース後にとれていない事がわかって慌てて回収し損益を生むリスクも少なくなるし、収録曲を追加して再リリースや、リリース後のリスナーの反響をみて内容を調整し、再リリースするなんてケースさえ生まれ始めている。CDの売り上げ不況とは言われているものの、サブスクの利点をうまく利用しながらその音楽の性質がぴったり時代とマッチして、今やUSメインストリームになったヒップホップ。
fafrotskiesでも今回一曲がっつり影響を受けて作られた曲があります(笑)ベースのぐっさんなんて、この曲の為だけにエフェクターを買ったというエピソードも。

お楽しみに!