お久しぶりです。。。
結構間が空いてしまってすいません,,,,,4月になっていろいろと行事が詰ってしまいなかなか手が付けられない状況だったので。。。。
皆さん。新生活には慣れましたでしょうか?? 春は環境が目まぐるしく変わってしまう季節なので付いていくのがやっとって感じです!!( ´艸`)
桜があったころはまだ春らしくない気温だったのが残念でした。 桜は日本の風物詩。
来年こそはお花見に行ってみたいです。。。(・∀・)
お話はここらへんにしてオリ作をどうぞヾ(@°▽°@)ノ
4章 幸福にするために幸福を知る
今俺たちは掲示板の前に立っている。その掲示板に記されているものは【慶福競争】と書かれている紙が掲示されている。そこにはたくさんの生徒だろうか制服を来ている人達が集まっている。
男性は黒色のズボンに上は紺色の制服を着ている。気になるのは袖のところに丸くラインが描かれている。
色は、黒色、白色、茶色、紫色の色で分けられているみたいだ。女性はオレンジ色のスカートに上は黄色の制服を着ている。そして、男性と同じようにリボンの色が4つに分けられている。
『シャル、この色の違いってなにか意味があるのか?』
『茶色は使徒を意味しているわ。あなたの制服にもラインの色は茶色でしょ?』シャルは俺の袖を指差しながら説明してきた。
確かに俺のラインは茶色だ。だが、シャルのリボンは白色になっている。
『じゃ、ほかの色の意味は?』響也は尋ねた。
『これは、学年を表しているわ。』シャルが言うには黒色が2年、白色が4年、紫色が6年と表わされるらしい。
『なんで、そんな2年毎で飛び飛びに分けられているんだ。それに入学してからは1年からだろ?』
『私にも分からないの。入学したら私は2年の教室に案内された。』
だが、シャルが言うにはそこには入学者の全員はいなかったという・・・・それ以上のことはシャルには分からないと言われた。
『それで、ここになんでたくさんの人が集まっているんだ?』そういえば、シャルに引っ張られてここに連れてこられたのが本来の目的だったのだ。
『ここに、慶福(けいふく)競争が定期的に張り出されるの。』
『慶福競争?』
『そう。ここの学校は神様になること。神様は天の上から人を幸せにするのが存在意義。それは、どの神様にも共通する。それはつまり人を幸せにしてこそ神様と呼ばれ、神様と定義される存在ということ。そして、幸せというのは人それぞれで違う。好きな人に告白して成功する様に神様に願う人もいれば、お金が欲しくて宝くじを買い毎日のように神頼みする人。それに共通しているのは相手を幸福にすること。そのどれだけ人を幸福にさせるかを競うのが慶福競争。』
『それって、どうやって競うんだ?』
『あなたの世界に住んでる人達でよ。』
『それってどういう意味だ・・・・』響也は驚愕した。不幸で包まれた世界キースでそんなことをされているなんて思いもしなかったのだから。
『でも、俺そんなこと知らないぞ!!。』
『当たり前じゃない。だって、私たちが行っているのはパラレルワールドの異次元空間なんだから。』
『異次元空間・・・』
『そう。パラレルワールドっていうのは知ってるわよね? 人には何本にも運命が分かれていて、行動によってその運命が選択され、決定して変わる。この、いくつかの運命のことをパラレルワールドっていうの。』
『なんとなく・・・・』響也は実際曖昧だった!!そんなこと考えたことなかったからだ。俺の運命はどこを通っても不幸・・・・
それは、世界根本が不幸だから当然不幸になる。
『それで、異次元空間っていうのは?』
『通称ディメントルース。ここは、運命とは表裏一体の関係にある空間のこと。普通パラレルワールドに干渉するということは人の運命を自在に操れるということなのよ。例えば、響也の好きな子と両想いってことが分かったらもちろん告白するよね?』
『まあ、それは彼女とか欲しいし。』誰しも分かってしまったことには選択をする。
『それで、響也の運命は変わってしまう。そんなことをしたら神様と呼べない。』
『なんで・・・?』
『神様は人を操るんじゃなくて導くのが仕事。』
『導くのが仕事・・・』俺は何も言えなかった。神様は人を見下すだけの存在・・・ そして、人間は誰しも目に見えず曖昧なものに縋ってしまう。その理由は自己責任を押し付けら、存在しないものにいくら責任を押し付けられても誰にも責められはしない。
人は、抱えるには限界がある.....それを越えてしまうと人は人でなくなってしまう。それを防ぐために人は曖昧なものに縋る。そして、人という紛い物に魂を留めて人間を構成している。
『だから、運命を変えないようにパラレルワールドとは別の異次元空間で行われる。そこでは運命に干渉されずに済むから。』
『なるほど!! そんな世界があったのか。』
『多分。神様なんてロクなものじゃないと思っているでしょう?』シャルは唐突にそんな質問をしてきた。
それは今、響也が思っている事まんまだったから。
『・・・・・・・・・・・・・・・・・』響也は俯いたまま沈黙を続けた。
『そんなもんよ。神様は都合いい時だけ拝められて悪い時には邪険扱い。』
『じゃあ......シャルは何でそんな神様になりたいの?』シャルは笑顔のまま言葉で俺を包み込んでくれる。
『人を幸せにすることが人を助けるためになるから。 だから私は神様になってみんなを幸せにする。』
俺は、何も言えなかった・・・・
『だから、響也は私の使徒として一緒に頑張ろう。』シャルは俺の右手を両手で包み込み、俺に優しく笑顔を見してくれた。
それは俺にとって眩しすぎた・・・・
だが、その言葉が俺の背中を押してくれた!!
それから、シャルに今回の慶福競争の題目を教えてもらった。今回は、ある男の子と女の子は幸せにするという題目だそうだ。
お互い高校1年生。小さい頃は幼馴染みでよく遊んでいたが物心ついた時から離れるようになってしまった。
それから小学生、中学生は別々になってしまったが高校で久しぶりに会った時に男の子は恋をしてしまった。
ただ、歳月という名の溝は深いものだった。何を話したらいいのかどういう風に接したらいいのか分からなかった・・・
そんな、二人両方の幸福にして順位付けをされる。
『それじゃあ、学校でやることして作戦会議をやりましょう。』
『俺は、人を幸せにできるんだろうか.......』響也は背中を押されたが、不安は拭いきれなかった....
俺達は、学校で慶福競争に必要な情報が入っているメモリをもらってシャルの寮に戻っていた。
机にメモリを刺してデータを映し出した。そこに男性と女性の情報が入っていた。身長、体重、趣味、性格、価値観などが書いてある。
これは、慶福競争に出る人には基本情報としてみんなに配布されるものだ。
『男性の性格はおおらかで生真面目な性格。それでいて引っ込み思案なところがあるみたいね。女性はみんなから信頼されており、勉強もスポーツも人並み以上にできてしまう。』
『才能がある人ほど近寄りがたいっていうからね。』
『それに、初対面ならまだしも、お互い一度は心を通わせている。その溝が厄介だわね。』人は淋しがりや。これは人間に元から備わっている親和欲求という本能。これは、メリットデメリット関係なしに誰かと一緒に繋がりたい、一緒にいたいという欲求。だから人は友達を作り、友達を辞める.....
人は友達を辞めてしまう。溝ができ、友達からステップダウンするか,,,,,,友達から親友へとステップアップするかのターニングポイントになる。
『私は、この二人の溝を埋めたい.....』シャルは望んでいる。二人の幸せになるビジョンを。
『俺は、このまま二人の溝は埋まらないと思う。』響也はシャルの考えには賛同できなかった。
『なんで。そんな不幸な結末を望もうとするの?』シャルは俯いていた。響也なら私の考えを理解してくれると思った....思っていただけに裏切られるとツライ.....
『シャルこそ、それが本当に幸せだと思うのか?』怒りを目の前に机にぶつけた。
『そ、それは......』そう。幸福を決めるのは神様でもなく、他人でもなく自分自身なのだ。それこそ、他人の幸福を決めるのは愚行。
だが、神様の仕事は他人の幸福にするのが存在意義。まさに愚の骨頂。。。。
『で、でも私はそうすることで幸せに導けると思う。』
『シャルがそういうならしかたなく付き合ってあげる。』
『ありがとう。響也.....』
この時響也は幸せということは本当に幸せなのかという疑問に直面してしまう......
ここまで読んでくださった読者様ありがとうございました。いよいよ物語が進みだすところまでなんとかやってきました。これからもよろしくお願いします。
新しい物語を求めて。。。。