いつの間にか眠っていた。
いつ眠ったんだ?
記憶に無い。
目が覚めれば
蒸し暑い部屋にうんざりした。
窓もカーテンも閉め切った部屋だから 仕方が無いけれど。
ゆっくりと動けば、生温い空気も同時に動く。
息苦しい。
部屋に光る物なんて何も無いから
今が何時なのかがわからなかった。
微かに見える窓には
明るさが無かった。
一日が終わったんだと知る。
「今日」を潰したんだ。
自己嫌悪。
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朝の出来事で、あの時兄も起きてしまったらしい。
「普通の携帯の音なら起きない。
首から提げとけ。」と注意をしていた。
兄も私も、最初救急車の音かと思って心配したんだ。
だから携帯音だと知って怒ったんだよ。
当の本人は笑っているけれど。
救急車で運ばれたことがあるんだから
笑い事じゃないよ親父殿。