いつの間にか眠っていた。


いつ眠ったんだ?

記憶に無い。


目が覚めれば

蒸し暑い部屋にうんざりした。


窓もカーテンも閉め切った部屋だから 仕方が無いけれど。


ゆっくりと動けば、生温い空気も同時に動く。

息苦しい。


部屋に光る物なんて何も無いから

今が何時なのかがわからなかった。


微かに見える窓には

明るさが無かった。


一日が終わったんだと知る。

「今日」を潰したんだ。


自己嫌悪。


+++

朝の出来事で、あの時兄も起きてしまったらしい。

「普通の携帯の音なら起きない。

首から提げとけ。」と注意をしていた。


兄も私も、最初救急車の音かと思って心配したんだ。

だから携帯音だと知って怒ったんだよ。


当の本人は笑っているけれど。


救急車で運ばれたことがあるんだから

笑い事じゃないよ親父殿。