はじめの頃は何度お願いしても
『無理だよ』
のエンドレスだ
これは何度お願いしてもしつこいだけだ
作戦を変更しよう
黙っていても、毎週、ほぼ毎日お呼びが掛かる
面子はいつも決まった人達だ
俳優さんに制作会社の社長
たまに誰かがダメな時は、局員やプロデューサー等が来る
もちろん姐さんは30周年コンサートが終わった後も順調に仕事は増えている
イベントも80年代の方達とコラボすることで、増えてきた
これはもう1つのプロダクション社長と局の方とやっている週1の麻雀で話して決まっていったことだ
全ての麻雀のお誘いを断らない
次の朝、朝5時起きの現場があっても
『断る理由がありません』
と言う
『その代わり朝5時半迎えなので、その前にはお願いします🙇』
と言う
麻雀中も、僕が勝っていると、文句は出るは、足は踏まれるは、つねられるは、Tシャツに落書きはされるわ(笑)
それでも毎日
『断る理由がありません』
と言う
周りにはこれが営業だとは思われていない
『ヒロくんは麻雀好きだね~』
とか
『後藤さんや社長達に好かれてるね~』
とかだ
でも、僕はその向こうを見ている
こんな面倒な人達絶対に友達はいない(笑)
だから耐えれば何とか、省吾さんの仕事に繋がるかも知れない
またこれが他の人には耐えれなくても、自衛隊にいたり、付き人をやったり、色々な我慢を経験してきた俺には耐えられちゃうのが悲しい😭
しかし、ここに最も過酷な時期がやってくる
それは【夏】だ
元々芸能の仕事に復帰する前から、夏は水上バイクでの遊び場を経営していた
そこには沢山の若者が遊びに来て、タレントさん等も本当のプライベートで遊びに来てくれる場所であった
芸能の仕事もこの夏の期間だけは、海を優先で良いと言う異例なシステムでやらせて貰った
それは、会社的にも大きな接待の場所になるからである
元々ここを始めた切っ掛けは、水上バイクでずっと遊んでいたいから
ずっと遊んでいると怒られるから商売にしたと言う流れだ
そこでも漁師さん達を味方にして出来た特別の場所であった
夏の約2ヶ月はほぼ予約で埋まる
朝6時には家を出て、海に行く
7時に到着し、ガソリンを沢山買って、準備をし8時、9時から予約のお客さん達と遊ぶ
僕が次に陸に上がれるのは夕方16時過ぎと言うのもざらだ
17時頃に終わり、その後船を洗って19時頃に終わる
都内に20時頃戻るのだが、もちろん電話はなる💦
『断る理由はありません』
家に着替えを取りに帰り、麻雀に出掛ける
どれだけ具合が悪くなっていても、顔色には出ない
何故ならば日焼けで真っ黒だから
遊びに来てくれたお客さん達がみんな最後に『一緒に写真撮ってください🎶』
と言う✨
嬉しい事だが、いつも写真にはほとんど映っていない
何故ならば、真っ黒だから
忙しい毎日で身体も悲鳴をあげているはずだが、これを何とかこなしてしまう
『絶対にその内、身体を壊すか、事故して死ぬよ、何の為にそこまでやるの⁉️』
と良く言われた
わからない、ただ姐さんに頼られた
みんなが省吾さんの復帰は無理だと言うから、全盛期の省吾さんを知っているから、そこに戻したいと思った
やっていることがあっているか、間違っているかは結果が出ないとわからない
結果は、俺が倒れるか、事故るか、諦めるか、省吾さんがテレビに戻れるかのどれかだ
1人の戦いは孤独で辛いが、これが僕のやり方だ
こんなやり方しか思い付かない