やはり10年ひと昔

30代半ばになった僕の10年前を知っている人は姐さん(元アイドル)だけだ

戻る前に省吾さんにも電話をしていた

『ご無沙汰しています、ヒロです。春日さんの所にお世話になり、またお仕事させて頂きますのでよろしくお願いいたします』

『おぅ、やるじゃーちゃんとやれよ』(省吾)

春日さんに聞いていたのと違う(-_-;)
春日さんは
『省吾変わったぞ🎵お前の知っている省吾じゃないからなぁ~、丸くなったぞ(笑)』

と聞かされていたのに、電話からの威圧感でわかる
1ミリも変わっていない😢
『やるじゃ~ちゃんとやれよ』って、2年間毎日20時間休まずやってて、唯一続いた付き人なのに…
…お、恐ろしい
むしろ俺の事を余り覚えてもいないのだろう

自分がいくら頑張っても、そんなものは1ミリも役に立たないのは理屈ではわかっている

それと、いくら省吾さんが丸くなったところで、全盛期の付き人に会って昔のように接するのは当たり前だ
丸くなっていたら、こちらも気持ちが悪い

姐さんの現場は月に10日くらい
バラエティー番組のゲスト、通販番組のMC、イベントの営業がメインで、はじめはただこなすだけで良いと思っていた

今までの社長業と違い自分のペースでは出来ない
地方での生放送などもあるので遅刻、事故、風邪などは絶対にあってはいけない

何故いけないのか?
タレントのギャラはスポンサーさんから制作会社に、そこからタレント事務所に入る

タレントが遅刻する、事故をする、風邪を引くと言うのは、ギャラ元のスポンサーのイメージとして出ているものなので、イメージを悪くする事に繋がる
なうなったら簡単にこの御時世、仕事は無くなる

『タレントさんは良いよなぁ~』とか
『そんなの風邪くらい引くよ~』
と思う方、タレントさんがTVで具合悪そうにしてたり、咳をしてたりするのを見るだろうか⁉️
労働時間は不定期、仕事は確約されていない
将来の保証ももちろん、来年、来月の保証すらない

だから、プロは高いギャラを貰える
そしてそれを管理する事務所も同じだ
マネージャーが風邪を引いて、タレントに移したら同じ事だ

なので、月に10日しか仕事は無くても気は引き締まる

これが省吾さんのとこで1軍で学んだことだ

付き人時代、少し疲れが貯まったせいか風邪気味になっていた俺が咳をしていると、省吾さん春日さんが揃って

『もう帰れ❗』(省吾/春日)

と言われた事がある
もちろん

『大丈夫です』

と言ったが

『そう言う事じゃねえ、お前が大丈夫だろうが、ダメだろうがどうでも言い、省吾に風邪移ったらどうするんだ』(春日)

と言われた

それ以降、咳もしない
ちょっと身体が疲れてきたと思ったら、栄養ドリンクと薬を呑んどく
自己管理が出来ない人間はプロ、1軍ではないのだ

やはり、運転手がいてお金を払って気を使う仕事より
運転手をして気を使い、緊張感のある仕事の方が俺は向いているのかも知れない(笑)

これまでの人生でずっと

『ナンバー1になる為には、最高のナンバー2を目指してやる』

が自分のモットーだったが、まだナンバー1には100年早かったのだろう

もう一度チャンスをもらった芸能界で、自分を見つめ直そう
成功者を身近で見て、もう一度自分と何が違うのか?何が足りないのか?を考え直そう✨

そんな新たなスタートをきった