追い詰められた状況から大逆転の成功を満喫していた
住まいは都心に移り、人生2度目の個人バブルを味わっていた

成功すると集まって来るのは、調子の良い人間と、お金を貸してくださいと言う人間と、お金を借りてくださいと言う銀行員だ

買い物をするにも値札は見ないし、時間潰しに買い物をする
食事も高いお店で食べるのが当たり前に
車も水上バイクも海用の車も欲しい物を手に入れた
それでもお金は増える

これくらいになると、利益ではなく趣味を商売にすることが出来る

水上バイクを買う⇒女の子といっぱい遊ぶ⇒怒られる⇒商売にする

山から水が海に流れるように、当たり前の流れだ

海で遊ぶのは楽しい🎶
元々親にもいっぱい海に連れていって貰った、船にも乗せて貰った
友達とも沢山海に行った
海上自衛隊に入り、海を見るのも嫌だった
付き人をやって、水遊びのお店を任された
成功して海に戻ってきた

何の欲も無く始めたお店
とわいえ、毎日毎日遊んでいたら飽きるものだ
それでも、遊びを辞めない理由は、来る人来る人が、凄い喜んでくれる🎵

タダで遊ぶ人はダメだ
最初はもちろん喜ぶ
でも次第に当たり前のように図々しくなる(笑)
しまいには行ってやってる感まで出してくる

でもお客さんは違う🎵✨
一緒に遊び、一緒に楽しみ、『ありがとうございました🎵』と言ってお金を払い、また来年友達を連れてきてくれる✨
だから、こちらも最高の時間を創ってあげたいと思う
お客様は神様だ✨

この海のお店は14年続けた

朝8時に水上バイクを海に降ろし、夕方16時まで陸に上がれない位の人気のお店であった


夏は海で遊び、夕方から夜中までフリー雀荘で麻雀をうち、夜中に若い衆が売上を持ってくる
良い時は、その時間が終わるとは思わない

でもこんな暮らしを何年かしているうちに、疑問を感じてきた
俺ってそんなに偉いの?
これって俺のやりたい仕事なの?
この生活が俺の理想の生活なの?
俺幸せなの?

人とは欲深い生き物だ
30代前半で、そんな生活をしてても不満がある
風俗のオーナーの役としては完璧な役になっただろう

ただこの役で終わりたくない

ファミレスでバイトでもしようかな⁉️
とか、何か今のうちにこの生活を壊したいな~
とか、そんなことを考える様になっていた

それでも、手に入れたものを自ら手放すには中々行動には移せないものだ


そんな時、携帯に1本の電話がなる
地方でのお店がある県警本部からの電話だ

『あ、社長、県警本部の加藤です』(警察)

『はい、どうしました』

『あの社長にちょっと相談があるんですが、お手数ですが、県警本部まで来て貰えますか⁉️』(警察)