批判される運命にあるけいちょん | けいちょんチャンネル雑感

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けいちょんのファン層というのは、実は大きく二分される。1つは、けいちょんをゆるキャラのように見ている層がいて、要するに「けいちょんは可愛い」という目線で見ている。ここがけいちょんが女性や子供に意外なほど人気がある理由だ。

もう1つは昔からのけいちょんの男臭い部分を好む層であり、具体的にはマッコイとの喧嘩コントや、各所で暴れまわるあのスタイルだ。

自分もどちらかというと後者で、とぶくすりやめちゃイケから知っている人たちの多くは30代以上の男性で、極楽とんぼの喧嘩コントの印象が強く残ったまま、けいちょんチャンネルに辿り着いている層も多い。

問題は、この2つの層は相反するものがあるということだ。けいちょんに可愛さを求める層に対して、そんなもの要らないという男臭い層の声があれば、けいちょんがマッコイなどにボッコボコにされているのを見たがる層に対して、そんなもの要らないというけいちょん大好き層の声もあったりする。

この水と油の関係をどのように調和すればいいのかという問題はとても難解で、結局はどちらも残しつつ、コメント欄を見れば全然違う方向を向いた意見や批判が散見されることになる。

ちなみにけいちょんが今後テレビに出たいと考えるのであれば、可愛いキャラ路線で行くしか無いのだろうとは思う。いまのテレビは暴力的なものを忌避するし、一見ヤクザにも見える50代の坊主がギャーギャー暴れている映像を流そうと思う番組、テレビ局、スポンサーは極めて少ないと思われるからだ。それでもその50代の坊主が爆笑をかっさらうこと請け合いならばまだチャンスはあるが、全く笑いにならない「どスベリボウズ」で出てしまったとき、その後のテレビ業界人の対応はシビアだ。

なので、自分としてはテレビはもういいので、けいちょんチャンネルを充実させ、色んなお笑い芸人からタレントまでが「けいちょんチャンネルに出たい」と言うようなチャンネルに発展させてほしいと思っている。