次にMarchフォルダの中を開きます。
上の画像のMC15VA.MTSを3dsimEditorで開きます。MC15VB.MTS、MC15VC.MTSもありますが、これは
表示距離によって描画される時に使用する簡略モデルですので殆どの場合、rFactorでは必要
ないと思います。modによってはA~D辺りまであるものもありますが、余程重いmodでない限り使用するのは
末尾Aのものだけで十分です。手間を省くために今回は末尾Aのものだけを使用します。
尚、沢山あるファイルの内どれが何のモデルであるのかの見分け方ですが、F1等のフォーミュラの場合は
大体が○○○VA.mtsが車体主要部分、○○○FWA.mtsがフロントウィング、○○○RWA.mtsがリアウィング
となっている場合が多いです。後は数をこなせば何となく分かるようになると思います。
それではMC15VA.MTSを3dsimEditorで開いてみます。
この様に表示されるはずです。ここで問題なのはピンク色の部分です。これはテクスチャファイル
が同一フォルダに無い場合に該当部分がピンクで表示されます。何が足りないのか確認するため
にメニューバーのTools→Missing Textures&Objectsをクリックします。
wccarbody.bmp、mirror.bmp、EMAPRLTM.bmpの3つのテクスチャファイルが無いことが分かると思います。
これら不足分のファイルがどこにあるのかを調べる為に、基になっているF1CのmodのMarchフォルダ内の
1989_March15.vehを確認してみます。拡張子vehファイルというのは各データファイルの指定や、ドライバー
、チームの名前等基点となるファイルだと考えて貰えれば良いかと思います。
これを開きます。
Graphicsという項目に指定されている1989_Generic_F1.genというファイルが描画関連のファイルです。
1989_Generic_F1.genがどこにあるのか探してみます。
Marchフォルダの一つ上の階層のVehiclesフォルダにありました。今回はVehiclesフォルダにありましたが、
modによって場所がまちまちですのでその都度探して下さい。大抵Vehiclesフォルダか、各チームのフォルダ
にあるはずです。
1989_Generic_F1.genを開きます。
始めの方にあるSearchPath=~の部分が参照しているmasファイル群となります。
これらのファイルの内TEAM.masは既にMarchフォルダ内に解凍してしてありますので(というか
Marchフォルダそのもの)今回の調査対象外になります。
残る赤丸で囲ったmasファイル群の中に不足テクスチャファイルがあるということになります。
これらmasファイルの内、下の3つはF1Cのデフォルトのファイルだと思われますので、後回しにします。
上の3つのファイルの内、1989_Drivers.masファイルはドライバー関連だと思われるので無視します。
今回はドライバーとタイヤ関連のファイルはrFactorのF1 1991modから拝借します。
残る2つの内、1989_cdb.masはF1Cで使用する拡張子MTSのモデリングファイルだと思いますのでこれも
後回しにします。
○○○cdb.masがモデル関連、○○○CMAPS.masがテクスチャ関連のファイルになっていることが多い
ですが、modによっては○○○cdb.masに全部詰め込まれていたりする場合もあったりするので、その都度
注意する必要があります。89年modの場合明らかに区別されているので、1989_CMAPS.masにTEAM.mas内
に無いテクスチャファイルが詰め込まれていると考えて間違い無いと思います。
1989_CMAPS.masは同じVehiclesフォルダにあります。
ということで1989_CMAPS.masを解凍してみます。解凍方法は先に行ったのと同じでMas2Files.exeのショートカット
の末尾に『 1989_CMAPS.mas 1989_CMAPS』と入力して実行します。
この様にbmpファイルが沢山入っています。目的の不足ファイルの3ファイルですが、WCCARBODY.BMPだけ
ありません。1989_cdb.mas、1989_Drivers.mas内も調べてみましたがありませんでした。
これはおそらくはF1CデフォルトのCmaps.masかCdb.mas内にあると思われます。ここで問題なのは89年mod
にはCmaps.masもCdb.masも含まれていないということです。F1Cを持っている人はそちらから持ってこれますが、
F1Cを持っていない場合はどうしようもありません。ここではF1Cが無い場合を想定して説明していきます。
結論から先に述べますと『WCCARBODYのテクスチャファイルは編集段階では何でもいい』となります。
理由はWCCARBODYというオブジェクト名はF1C、rFactor側にあらかじめ登録されている名前であるという
ことです。分かり易く言うと、ある決まった名前を付けられたオブジェクトはF1C、rFactor側であらかじめ設定され
た決まりきった動作をするということになります。このWCCARBODYの場合は実際にrFactor側で読み込まれる
時にはエディタ上で設定されたファイルではなく、別のある法則に則って決められたファイル名を付けられた
ファイルが読み込まれます。このある法則については後で説明しますので、今の段階ではWCCARBODY.BMP
は当て馬的なファイルだと思っておいて下さい。
それではMC15VA.MTSのWCCARBODYオブジェクトに何か適当なテクスチャファイルを設定してみます。
ピンク色の部分を右クリックしてMaterial WCCARBODYを選択しTextureの項目で設定して下さい。
尚、ここではMaterialNameのことをオブジェクト名と呼ぶことにします。
説明が前後しますが、オブジェクト名とは各モデルのパーツに付けられた名前のことです。テクスチャ名と混同し
ないように注意して下さい。
上の画像ではせっかくなので正規のファイルであるCAPELLI.BMPを設定しましたがMarchフォルダ内のファイル
であれば何でも構いません。(MC15VA.MTS 15とあるからグージェルミンの方が正解か。でもあえてこのままで
いきます) この段階ではTexture以外の項目は一切変更しないで下さい。
尚、テクスチャ名をわざわざWCCARBODY.bmpと変更する必要はありません。重要なのはあくまでもオブジェクト
名の方です。
後は残りの不足分の2ファイルmirror.bmp、EMAPRLTM.bmpをMarchフォルダにコピーしたいところですが、この2
ファイルだけMarchフォルダにコピーしてもあくまでMC15VA.MTSの不足分のテクスチャが無くなるだけということ
ですので、ここは後々トラブルを避けるためにも1989_CMAPSフォルダ内を全部Marchフォルダにコピーしてしま
います。
設定し終わったら保存します。保存する時についでなのでここでrFactor用のファイルに変換してしまいます。
ツールバーのFile→Save as rFactor.GMT→Save Model Dataを選択して下さい。
次の画面はそのままOKを押して保存画面に進んで下さい。
ファイル名は整理し易いようにここでは頭にzzrfactを付けて保存します。自分で分かれば何でも構いません。
拡張子gmtのファイルが出力されているのを確認して下さい。これがrFactor用のファイルです。別のフォルダ
に保存した場合はMarchフォルダ内に移しておいて下さい。
上の画像のMC15VA.MTSを3dsimEditorで開きます。MC15VB.MTS、MC15VC.MTSもありますが、これは
表示距離によって描画される時に使用する簡略モデルですので殆どの場合、rFactorでは必要
ないと思います。modによってはA~D辺りまであるものもありますが、余程重いmodでない限り使用するのは
末尾Aのものだけで十分です。手間を省くために今回は末尾Aのものだけを使用します。
尚、沢山あるファイルの内どれが何のモデルであるのかの見分け方ですが、F1等のフォーミュラの場合は
大体が○○○VA.mtsが車体主要部分、○○○FWA.mtsがフロントウィング、○○○RWA.mtsがリアウィング
となっている場合が多いです。後は数をこなせば何となく分かるようになると思います。
それではMC15VA.MTSを3dsimEditorで開いてみます。
この様に表示されるはずです。ここで問題なのはピンク色の部分です。これはテクスチャファイル
が同一フォルダに無い場合に該当部分がピンクで表示されます。何が足りないのか確認するため
にメニューバーのTools→Missing Textures&Objectsをクリックします。
wccarbody.bmp、mirror.bmp、EMAPRLTM.bmpの3つのテクスチャファイルが無いことが分かると思います。
これら不足分のファイルがどこにあるのかを調べる為に、基になっているF1CのmodのMarchフォルダ内の
1989_March15.vehを確認してみます。拡張子vehファイルというのは各データファイルの指定や、ドライバー
、チームの名前等基点となるファイルだと考えて貰えれば良いかと思います。
これを開きます。
Graphicsという項目に指定されている1989_Generic_F1.genというファイルが描画関連のファイルです。
1989_Generic_F1.genがどこにあるのか探してみます。
Marchフォルダの一つ上の階層のVehiclesフォルダにありました。今回はVehiclesフォルダにありましたが、
modによって場所がまちまちですのでその都度探して下さい。大抵Vehiclesフォルダか、各チームのフォルダ
にあるはずです。
1989_Generic_F1.genを開きます。
始めの方にあるSearchPath=~の部分が参照しているmasファイル群となります。
これらのファイルの内TEAM.masは既にMarchフォルダ内に解凍してしてありますので(というか
Marchフォルダそのもの)今回の調査対象外になります。
残る赤丸で囲ったmasファイル群の中に不足テクスチャファイルがあるということになります。
これらmasファイルの内、下の3つはF1Cのデフォルトのファイルだと思われますので、後回しにします。
上の3つのファイルの内、1989_Drivers.masファイルはドライバー関連だと思われるので無視します。
今回はドライバーとタイヤ関連のファイルはrFactorのF1 1991modから拝借します。
残る2つの内、1989_cdb.masはF1Cで使用する拡張子MTSのモデリングファイルだと思いますのでこれも
後回しにします。
○○○cdb.masがモデル関連、○○○CMAPS.masがテクスチャ関連のファイルになっていることが多い
ですが、modによっては○○○cdb.masに全部詰め込まれていたりする場合もあったりするので、その都度
注意する必要があります。89年modの場合明らかに区別されているので、1989_CMAPS.masにTEAM.mas内
に無いテクスチャファイルが詰め込まれていると考えて間違い無いと思います。
1989_CMAPS.masは同じVehiclesフォルダにあります。
ということで1989_CMAPS.masを解凍してみます。解凍方法は先に行ったのと同じでMas2Files.exeのショートカット
の末尾に『 1989_CMAPS.mas 1989_CMAPS』と入力して実行します。
この様にbmpファイルが沢山入っています。目的の不足ファイルの3ファイルですが、WCCARBODY.BMPだけ
ありません。1989_cdb.mas、1989_Drivers.mas内も調べてみましたがありませんでした。
これはおそらくはF1CデフォルトのCmaps.masかCdb.mas内にあると思われます。ここで問題なのは89年mod
にはCmaps.masもCdb.masも含まれていないということです。F1Cを持っている人はそちらから持ってこれますが、
F1Cを持っていない場合はどうしようもありません。ここではF1Cが無い場合を想定して説明していきます。
結論から先に述べますと『WCCARBODYのテクスチャファイルは編集段階では何でもいい』となります。
理由はWCCARBODYというオブジェクト名はF1C、rFactor側にあらかじめ登録されている名前であるという
ことです。分かり易く言うと、ある決まった名前を付けられたオブジェクトはF1C、rFactor側であらかじめ設定され
た決まりきった動作をするということになります。このWCCARBODYの場合は実際にrFactor側で読み込まれる
時にはエディタ上で設定されたファイルではなく、別のある法則に則って決められたファイル名を付けられた
ファイルが読み込まれます。このある法則については後で説明しますので、今の段階ではWCCARBODY.BMP
は当て馬的なファイルだと思っておいて下さい。
それではMC15VA.MTSのWCCARBODYオブジェクトに何か適当なテクスチャファイルを設定してみます。
ピンク色の部分を右クリックしてMaterial WCCARBODYを選択しTextureの項目で設定して下さい。
尚、ここではMaterialNameのことをオブジェクト名と呼ぶことにします。
説明が前後しますが、オブジェクト名とは各モデルのパーツに付けられた名前のことです。テクスチャ名と混同し
ないように注意して下さい。
上の画像ではせっかくなので正規のファイルであるCAPELLI.BMPを設定しましたがMarchフォルダ内のファイル
であれば何でも構いません。(MC15VA.MTS 15とあるからグージェルミンの方が正解か。でもあえてこのままで
いきます) この段階ではTexture以外の項目は一切変更しないで下さい。
尚、テクスチャ名をわざわざWCCARBODY.bmpと変更する必要はありません。重要なのはあくまでもオブジェクト
名の方です。
後は残りの不足分の2ファイルmirror.bmp、EMAPRLTM.bmpをMarchフォルダにコピーしたいところですが、この2
ファイルだけMarchフォルダにコピーしてもあくまでMC15VA.MTSの不足分のテクスチャが無くなるだけということ
ですので、ここは後々トラブルを避けるためにも1989_CMAPSフォルダ内を全部Marchフォルダにコピーしてしま
います。
設定し終わったら保存します。保存する時についでなのでここでrFactor用のファイルに変換してしまいます。
ツールバーのFile→Save as rFactor.GMT→Save Model Dataを選択して下さい。
次の画面はそのままOKを押して保存画面に進んで下さい。
ファイル名は整理し易いようにここでは頭にzzrfactを付けて保存します。自分で分かれば何でも構いません。
拡張子gmtのファイルが出力されているのを確認して下さい。これがrFactor用のファイルです。別のフォルダ
に保存した場合はMarchフォルダ内に移しておいて下さい。


