お弟子さんです。
20XX年
いや!!
ここ2週間の話だ
弟子は納期のスパイラルに包まれた
あやゆる手段を考えてみたが
弟子は絶望して見えた
しかし
弟子は死に絶えてはいなかった
数年間鍛えられた製作の歴史を
刻み込まれた弟子には
扶持に対する思いは半端なく
恐るべきほどの
対応拳があった
敵は突然やってくる
とっぴおしもない方向から…
短期集中で
その敵の名は車イス
紙面に広がるのは
全体図しかない
暗号とも思える
ある意味一子相伝の図面を巡って
悲劇は繰り返されている
ヒャハハハハハ…
納期がヤバいぜぇ~
荒れ狂う弟子の心の荒野では
ヘビメタな格好をし
モヒカンの姿の
小さな弟子が
ファンキーな乗り物に乗り
走り回っている
図面の解読に首を傾げ
カレンダーとにらめっこして
声を荒げ
ムッとした
自分との戦いが始まった
出来るところまで走ってみた
出来るかな⁇
どうかなっていうのに
少しだけ快感がある
まあまあ…変態でしょう
希望の日差しが見え
この悪魔のイタズラも
終焉を迎えた
耐え続けた反動は
この後大きくでることに
次に続く…