風に舞いあがるビニールシート/森 絵都
¥1,470
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表題作を含む6つの短編が収められている。
「懸命に生きる人を描く6篇。」という紹介がされているように

悩みながらも自分なりに思いを通そうという話が多い。


6つの話の中では

犬のために夜働きに出る主婦の話と

本当は文学青年なのにそれを隠そうとする夜間学生の話が印象に残る。


主人公は最終的には思いを通すが

どこかで「世間から見たら自分は浮いている」という

感情・後ろめたさを持ち続けている。


いつからか人はこの「浮いているんではないか」という後ろめたさを

抱えるようになる。

大人になるほど何かに怯えてこの思いを強くする。

この思い、百害あって一利無い、と

わかっているけどなかなか捨てれない。


捨てて歩みだしているそれぞれの主人公には

励ましてもらった部分があったりする。


この本の値段は1470円。

2007年の節約額は22305円、

通算の節約額は104046円になりました。