昭和史 1926-1945/半藤 一利
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大学に入る前にこの本に出会ったら

大学でもっと勉強したんじゃないんだろうか。

よくよく最後を読むと、

授業形式で作った本だとか。

これは興味深い。



学問というと毛嫌いする若者を

橋渡しすることができるような、

いい本だと思う。



学校の授業の歴史は味気ない。

それは事実を語るしかなくて、

仕方のない側面がある。



一方この本は推測も混じっているのだろうが、

その時、それぞれの場所で人が何を考えていたか、

心情が入っている。



これが興味深い。

狂気の戦争に走っていった昭和の人の中にも、

今の僕と同じような考え方をしていた人もいたし、

今の時代にもいる会社の上層部みたいな考え方の人もいた。

人間味のある部分いうのは興味深いものだと思う。


そうするとまた歴史に興味が湧く。

司馬遼太郎さんの小説もこういうところがあるのだと思う。



話が昭和史に戻ると、

いつの時代も一緒だな、ではいけないのである。

こんな危なっかしいことあってはいけない。

でも、結構近い部分はあるの。

危険である、と思った。



最後に著者の思いが語られていた。

熱狂に流されてはいけない。

抽象論・観念論に走ってはいけない。

対症療法ではいけない。

時間的空間的複眼的に大局観を持たなくてはいけない。



この辺は仕事にも、何事にも、通じると思う。





この本の値段は1600円。

2006年の節約額は1600円、

通算の節約額は83341円になりました。