竹内 薫
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方

出張で飛行機に乗る前に読んでいたら

「飛行機がなぜ飛ぶかのかは実はよくわかっていない」という

ショッキングな文章が目に入ってきた。


作者は東大理学部出身の科学者なのだが、

話はどんどん哲学的になっていって面白い。

ガリレオの話とか扱うテーマは科学なのに。


なるほど!とおもったのが科学と数学の違い。

数学は概念だから証明できる。

科学は物理世界と一致しないといけないから、

科学においては完全な証明は永遠にできない。

これが科学と数学の違い。


科学の世界は、理論は全て仮説。

ある日突然ひっくりかえることもある。

その例としてロボトミーの話とかが出ている。


「千円札をひろうな」にも

時代が変わって、常識も変っているみたいな話があった。


ビジネスでもなんでも

100%の正解はこの世の自然現象の中にはないということ。

柔軟に考えないといけないなあと、改めて思いました。


相対性理論の話の前の

共約不可能性の話が面白い。

「あの人と話が通じない科学的理由」は

男と女(特に夫婦か?)の喧嘩が絶えない理由の説明になっていると思う。

そして、「諦めた人だけが相対性理論がわかる」なんていうのも

まさに夫婦っぽいと思うのだが。


ただ、やはり最後の最後で難しくて理解し切れていないようだ。

あとがきにある著者の最後の問いの答えはわかっていない。

(というか頭が疲れてしまった。)


でも、この本面白いですよ。

虚数とか相対性理論とか空想的に感じて難しいところ

(当然僕も理解はできていないんですが)が、

実生活の問題(夫婦喧嘩とか)に結びついてきそうなとこが

興味をそそります。



この本の値段は700円。

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