資格マニアではないけど、去年の秋に新たな資格取得のために研修を受けて無事合格しました。
合格といっても落ちる人のほうが稀なんですけどね。
普通は研修をきちんと受けてれば合格できるようになってる資格です。(笑)

今回、取得したのは介護福祉士実務者研修という資格。
介護の資格と言えば以前はヘルパー2級とか1級とかがあったけど、現在は初任者研修という名前になってるみたい。


『介護実務者研修は、介護福祉士国家試験の受験資格を得るために必須となる資格であり、介護に関する専門知識と実践的な技術を習得できます。
介護職員初任者研修の上位資格にあたり、無資格・未経験者でも受講可能。』

今の仕事とは全く無関係な資格なんですけどね。
無資格、未経験でも受講可能ってことでこの資格を受講しました。
彼女が発達障害児童を支援する福祉サービスの療育施設長をしており、事務仕事をちょこちょこと手伝うようになったのがキッカケ。
福祉の世界は未知の領域だったけど勉強を兼ねて未経験でも受講可能で今後役立つ時が来るかもってことで受講しました。


受講者は10人ほどで、私以外は経験者ばかりで未経験者はゼロ。
介護福祉士の受験資格を取るために受講してる人ばかりでした。
年齢は高めで2/3は60代。
年齢層の高さに驚いていたのに70歳を越える人がひとりいてたことにはほんとビックリでした。
正直、介護する側は厳しいだろうなって思ったけどね。
耳が遠かったし、話ことばもわかりにくかったんで。
それでも働かないといけない事情があるのかなっていうことが心配になったけど。
建築業界も人手不足で高齢化が凄いことになってるけど介護業界も同じなんだろうなぁって思ってました。


日曜日に教室に通う研修で座学と実務の両方がある。
座学は社会福祉制度や介護業界の成り立ち、人間の尊厳と自立、社会の理解、介護の基本、生活支援技術、認知症の理解、障害の理解、こころとからだのしくみなど、専門性の高い介護知識を学びました。


実務は介護過程Ⅲや医療的ケア(喀痰吸引、経管栄養など)の実技・グループワークを通じて、実践的な介護技術を習得します。


介護っていうと老人介護だけじゃなく障害者介護も入るけど、座学、実務共に研修内容は老人介護の内容がメイン。
介護業界の目的として人間の尊厳があるけど、あくまで理想論であって現場には浸透してないんだろうなって思いながら聞いてました。


運営側の経営者であっても理念があって事業に携わっている人って、ごく稀だと思う。
そうじゃなかったら、過酷な業界にはならないと思う。
理想論だけでは事業が成り立たないのはわかるけどね。

 


実務のほうは、トイレ介助や着替えをやったけど、着替えが思ってたよりも難しい。
子供が小さい頃は着替えさせたりしてたから、簡単にできるだろうなって思ってたけど、大人と子供では全然違って大変な作業でした。
介護業界がハードなのは世間的に浸透している話なのでわかってはいたけど、ほんのさわりの部分しか経験しなかったけど、本当に大変な仕事だなっていうのは実感することができました。


これから先、高齢化はますます進んでいくし老々介護の時代が当たり前になるだろうから、介護施設の数も限られてくるだろうなって思う。
そうなると介護される人も限られてくるだろうから、ほんとこの先どうなるのかなって心配になりました。
今回は全く知らない世界の資格取得になったけど、いろんなことを考えさせられる機会が多く、学びの多い貴重な時間でした。

 

その中でも自分の中で衝撃的だったのがQOL(クオリティーオブライフ)という考え方。

若いころはお金持ちになりたいって思っていたけど、なぜお金持ちになりたいのかっていうと、QOLを追い求めていたんだなって腑に落ちました。

いろいろと思うことがあったので、QOLについてもっと深く勉強していきたいって思いました。


ひとつの世界を極めるのも大事だとは思うけど、知らない世界に足を踏み込んでみるのは自分の世界を広げるキッカケになりますね。

 

研修を受けて合格はしたんですが、未経験の人は証書をもらえるのは半年先らしい。

なんで、証書をもらえるのは4月頃。

今は証書ないんで未資格と同じ。

すぐに使う資格じゃないから、良いけどね。