2024年のお話です。
建築設備の管工事業でダクト工事をやってるうちの会社。
現場仕事がメインで5年前まではダクトの製作もやってたけど近隣住民からのクレームで製作できなくなり現場がメインの仕事に。
現場仕事の高齢化はうちの会社だけじゃなくて他業種でも深刻な問題でうちの会社も平均年齢は50歳を越えてる。(笑)
今の会社に入ってから10年が過ぎたけど、私のあとに入って来た社員がうちの兄貴と社長の息子のふたりだけ。
社長の息子が一番若いけど平成元年生まれなんで30代後半。
若いと呼べる年齢は過ぎてるからね。
社長を含めた社員数は5人。
入社した頃から社員の募集はしないとって社長に言い続けてたけど10年経っても全く動く気配は無し。
下請けさんはいてるけど、下請けさんも若くて40代の後半。
上は60歳越えてるからね。(笑)
それにひとり親方が多いから扱いも難しいし個別に現場に来ると経費も余計に掛かってしまう。
仕事の受注、人の手配の全てを自分がしてるんで人がいなくて困ることが多かったんで、社長に会社を作って良いか相談することに。
当然だけど良い顔はしなくて難色を示してたけど、10年も人を雇わないとって言い続けてるって言うと黙って容認してくれました。
うちの会社で募集するのが筋であるのはわかってるけど、休みは日曜日だけで仕事があれば土日関係なし。
GWや盆休み、正月休みもいつなのかわからない。
株式会社とは名ばかりで家族経営の個人事業と変わらない。
今でいうブラック企業に若い人が来ることないし、うちにおいでとも言えないからね。
そういうこともあり、自分で会社の規則を作れる会社を作るために設立することにしました。
送迎のバイトはじめたばっかりだったけど、まさか自分が会社設立するとは思ってなかったんで自分自身が凄い驚いてるけどね。
アルバイトふたつ掛け持ちしながらの会社員でありながら会社の設立準備をはじめることになった2024年の8月でした。