この前、バイク屋さんに運んだ塗装ブースの排気ダクトの取付けをやってきました。
昔ながらのスレート屋根にスレートの壁の工場なんで工場の中はめちゃくちゃ暑い。
それでなくても危険な暑さなのに工場の中は蒸し風呂状態で外よりも暑く感じるほど。
この時期の作業はほんと大変です。
といっても、夏場の仕事はいつもこんな感じなんでこれが普通だけど。
朝から天気が良くて段取りしてるだけで汗だくになるんでスポーツドリンクは欠かせないけどね。
段取りができたところで作業開始。
まずは有圧換気扇を付ける位置の確認から。
壁を抜けて外部に排気するんで塗装ブースの壁と工場のスレートに開口をあけないといけない。
工場の壁に窓があるんで窓をかわしたところで位置決めして塗装ブースの壁から丸ノコで穴あけ。
塗装ブースの開口ができたら塗装ブース側から開口の4スミをドリルで穴あけして印を付けて外から作業できるように。
外に出て印を入れた4スミを確認して墨出ししてからスレート壁の穴あけ。
スレートなんでセーバーソーで開けていく。
開口が開いたら外側から貫通のダクト入れて塗装ブース内で固定。
ダクトの中に有圧扇を入れてさらにダクトの取付け。
フィルターを入れたいってことだったんでフィルターを出し入れできるようにダクトを加工して取付しを金アミ付けて部屋内は完成。
外部に出したダクトと壁をコーキングで穴埋めして雨が入らないようにしておきました。
外部のダクトは低い位置で走らせたいってことだったんで外に出したダクトの下バから立ち下げて低い位置へ。
少し横向きに走らせて最後に下に向けて金アミで完成。
塗装ブースは密室になってるんで排気だけだと負圧になるだけで部屋の空気をうまく排出できない。
吸排気のバランスが大事でうまく排出させようと思うと外気の導入が重要。
これがエンジンの構造と似ててダクトの仕事がおもしろいなって思ったんですけどね。
ということで、吸気が必要で外気が入るように部屋に外気導入口を取付ける。
今回は部屋に付ける器具が間に合わなかったのと窓に取付ける板はお店側で用意するってことで、まだ用意できてなかったんで部屋に開口を開けて作業終了。
吸気の開口はあいてるし、排気側の作業は終わってるんで塗装することはできるけどね。
まだ、作業は残ってるんであともう1回来ないといけないけど。
とりあえずカタチになって作業できる状態になって良かったけどね。
