パーツが揃ってから組むまでに時間の掛かってたZX12Rのフロントフォーク。


アウターの洗浄とシール交換が終わったんでやっと組むことができました。
フロントフォークを組むのは会社でやろうと思ってたけど時間がないんで家で隙間時間に作業することに。


まずはアウターチューブとインナーチューブを合体。


インナーチューブを入れる時に交換したシールに傷を付けないように真っ直ぐゆっくりと気を付けて入れないといけないけど。


アウターチューブとインナーチューブを合体したらフォークオイルを投入。
標準のオイル量が480ccなんでちょっと少な目の400cc入れてインナーダンパーを動かしてフォークオイルを循環させる。


インナーダンパーを動かすとゴボゴボってオイルが入っていく音がするんで音がしなくなってからも念入りに動かしてオイルの循環をさせておいたけどね。


今回はインナーダンパーを外してオイルを完全に抜いてるんでエアー抜きのために1日放置。
会社で放置してると倒されかもしれないんでそれもあったんで家で作業したんですけどね。
家だと猫に倒されないかなっていう心配はあるけど。


カートリッジ式のフロントフォークはエアーがなかなか抜けないんで長時間置いてると安心できる。
エアーがきちんと抜けてなかったら油面調整しても意味がないからね。

次の日にスプリングとインナーロッドを入れてから油面調整。

標準の油面が90mmだけどZX12RのB4以降はフロントフォークが硬い。
仲間に確認したらやっぱりちょっと硬く感じるって言ってたんで油面を10mm下げて100mmで少し圧を抜く方向にセットしておきました。


あとはスプリングのスペーサーとカラーを入れてスプリング縮めていきます。
最後にフォークキャップの取り付け。


同じ作業をもう1本やらないといけないけどね。


去年の年末から預かってたZX12Rのフロントフォーク。
やっと完成したんで今週末には渡すことができるんでひと安心。


いつでも良いよって言ってた言葉に甘えてたらバイクシーズン突入してたけどね。
はやく作業しておけば良かったなってあとになって思うけど。
無事に完成して良かったです。