全バラになってるZX12Rのフロントフォーク。
インナーチューブの交換をしてもらって引き取ってきたんで組む前にパーツクリーナーで綺麗にしておきました。
新品でゴールドだからめっちゃ綺麗。


このインナーチューブはヤフオクで売ってる中華製なんですよ。
値段が安いのはもちろんだけど、すぐに手に入るんですよね。
うちの仲間内では使ってる人が多くて特に問題はないみたい。


ただ、交換をしてもらった草垣さんが気になることを言ってたんですよ。
純正よりも中華製は軽いって。

ということで、純正と中華製のインナーチューブの違いを確認してみることに。
まずは外観から。
インナーチューブの上のほうの面の取り方が違ってました。

 


純正は大きく面を取ってて中華製は軽く面取りしてる程度でした。
中華製を使う時はアウターにインナーを入れる時にシールを傷付ける可能性があるんで慎重に作業したほうが良いですね。

 



それと重量が軽いって言ってたんで肉厚を測ってみることに。
純正の厚みが1.9mmで中華製が1.75mmでした。

 


パイプのサイズからしたら0.15mmの厚みの違いって大きいと思うんですけどね。
強度は確実に落ちるだろうけど違いがわかる人はいないと思うんで特に問題ないと思うけど。
それと重量が軽くなってるみたいだけど中華製は組んでしまってるんで違いを確認することはできませんでした。

手で持っただけで中華製は軽いってわかるみたいなんでバネ下重量は軽くなってるんでしょうね。
倒立フォークだし。
これも違いがわかる人はいないと思うけどね。(笑)

純正と中華製のインナーチューブの違いは良く調べてみないとわからないレベルで仕上げの雑さは中華製って感じだけどね。

 



純正はインナーチューブ単体で売ってなくてインナーアッシーになるからめちゃくちゃ高い。

その点、中華製はインナーチューブ単体で売ってるから安く上がるからありがたいんですけどね。

実際に付けた人に聞いても特に違いはわからないって言ってるんで大丈夫だとは思うけど。
お金に余裕がある人は純正のインナーアッシーを買ったほうが安心できると思うけど。

自分は迷わず中華製を買うけどね。