ホコリだらけで汚れまくってるニンジャ250Rのスロットルボディ。
まだ油汚れがないだけマシだけどカタチが悪いからブラシとかで洗浄するにはやりにくい。

こういう時はソーダブラストで洗浄するとブラシが届かないところも綺麗にできるだろうなってことでスロットルボディの外観はソーダブラストすることに。


ただ、スロットルセンサーやサブスロットルのモーターとか電子部品が付いてるんでそこは濡れないようにマスキングしないといけないけど。
スロットルボディ内部やスロットルバルブは多少濡れてもかまわないんで直接重曹水がかからないようにだけしておきました。


今回スロットルボディの半分を常圧でもう半分は高圧でソーダブラストやってみることに。
まずは常圧で半分だけ洗浄。
ホコリの付着はあっという間に吹き飛んですぐに綺麗になったけど黒ずんでる汚れはなかなか落ちない。
それでもカップ1杯分もやればめっちゃ綺麗になりました。

残り半分は高圧で洗浄。
高圧は威力が強いんで軽く持ってるだけだとスロットルボディが飛ばされそうに。
しっかり持ってないと余裕で飛んでいきますよ。
この前は錆落としをやったけど、汚れ落としもやっぱりはやい。
吹き付ける力が強いから汚れ落ちるのがほんとはやい。


常圧はカップ1杯使ったけど高圧だと重曹水が半分以上残ってし時間は半分なんで今度からソーダブラストする時は高圧でやります。
建築用の高圧コンプレッサーがあるなら確実にラク。
ほんとメリットしかないからね。

気になるのはブラストガンがいつまで持つかだけど。
精密な作りじゃないんですぐに壊れはしないと思うけどね。
壊れた時はまた報告します。

ソーダブラストは作業時間がめちゃくちゃはやんのがありがたい。
一瞬でスロットルボディが綺麗になったからね。

 



スロットルボディの洗浄がはやく終わったんでソーダブラストでカーボンが落ちるのかっていうのをやってみました。

この前ケミカルの検証で使ったZX10Rのピストンが1個余ってるからね。
これも常圧と高圧でやってみました。
ピストントップ半分ずつでやってみたけどカーボン落としにソーダブラストは向かないみたい。


錆みたいに落ちていかない。
ほんとカーボンって強力ですね。
ブラストガン1カップずつやってこれだけしか落ちませんでした。
ピストントップのカーボン落としのような汚れ落としはケミカルでやるほうが良いですね。

高圧はもっとカーボン落とせるかなと思ったけどそんなに大きな違いは無し。
常圧よりちょっと落ちてるかなって感じ。
カーボン落としはソーダブラストみたいやウォットブラストじゃなくてドライのほうが良いのかもしれない。

ただ、ドライブラストは粉が舞い上がるからあんまりやりたくないんですよ。
といっても、ソーダブラストもめっちゃ舞い上がってるけどね。
作業時間はめちゃくちゃ短くて良いけど後片付けと掃除が大変。
ブラストやってた周りは水浸しになってるからね。

ソーダブラストやる時はひとつやふたつのパーツだけだと手間や後片付けを考えたらめんどくさいかな。
今回も準備や洗浄の倍以上の時間を片付けに掛かったからね。

ニンジャ250Rのスロットルボディ見た目はめちゃくちゃ綺麗になりました。

ビフォー

 

 

アフター

 

 

同じような写真がないからわかりにくいけど。

かなり綺麗になったと思うんですけどね。
残るは内部の通路とスロットルバルブの洗浄。
この前検証に使ったケミカルで洗浄していきます。