インジェクションのバイクが出てきてから20年。
当初は大型バイクが主流だったけど2006年の排ガス規制から徐々にインジェクションのバイクが増えていき今では原付スクーターから大型バイクまでインジェクションが当たり前に。
なんでこんな話をするかと言うと、インジェクションのバイクでも古いモノになると軽く10年越えてるんですよね。
ずっと乗ってたバイクならまだ良いけど乗らなくなって10年とかになるとエンジンが掛からない。
昔ならキャブをオーバーホールしてプラグを新品にすればエンジン掛かってたのがインジェクションのバイクだとキャブのオーバーホールに相当する部分ができない。
キャブならキャブ本体とジェットの洗浄で復活させることができてたんですけどね。
インジェクションで同じことをするとスロットルボディの洗浄とインジェクターの交換になるんですよ。
スロットルボディは洗浄できるけどインジェクター交換はパーツが高いんで安く復活させれない。
純正のインジェクターって1本1万円ぐらいするからね。
キャブのジェットみたいに新品に交換するかってならない。
最近はインジェクターや燃料ポンプは安い中華製品で代替え品が出てきてるけどね。
性能に関わる部分なんでさすがにいくら新品でも中華パーツを使うのはなぁって思うんですよ。
で、思い出したのが車のチューニングとかで90年代からあったインジェクターのクリーニングをやってくれるお店。
これも新品のインジェクターを買うこと考えたら安いけど1本5、6000円するんですよ。
もう少し安くでできないかなぁと思ってネットで調べるとインジェクターのクリーニングを自分でやってる強者が結構いる。
これは試しにやってみる価値あるなってことで何が必要なのか調べるとメガネの洗浄で使う超音波洗浄器とインジェクターを駆動させる電源。
電源っていっても電池で代用できたりするみたいだけど。
肝心の洗浄液はガソリンタンクに入れるインジェクタークリーナーを使ってる人が多いみたい。
ワコーズのフューエル1が多いけどね。
インジェクターのクリーニングができるようになればバイクのメンテの幅が広がるし、車にも当然使えるし。
バイクも車も新車からでも長く乗ってたらインジェクターって汚れてくるからね。
それに性能や燃費に影響する部分なんでできるようになってて損は絶対にないはず。
普通に乗ってたら必要ないかもしれないけど、やれば必ず効果は体感できると思うんですよ。
ということで、自分でインジェクタークリーニングをやってみるってことで超音波洗浄器を購入。
アマゾンで調べてたらシチズンが7500円で中華製で4600円。
迷わず中華製を購入。
レビュー見たら良さそうだったんで試しに使ってみます。
うちのバイクもキャブ車は中華ゴリラとTS200Rの2台で残りの5台はインジェクション。
どれも10年越えのバイクばっかりなんでスロットルバルブの汚れはもちろんインジェクターもかなり汚れてるはず。
まずはエンジンの掛からないコニンジャで試してみるけどね。
近いうちにインジェクタークリーニングっていうのにチャレンジしてみます。
どれだけ綺麗になるか楽しみです。