うちに来てもうひと月が経とうとしてるニンジャ250R。
ZX12Rとニンジャ250R。
ニンジャが2台あるんでこっちをコニンジャと命名。
で、うちのコニンジャくん。
まだ動きません。
まずはエンジンが吹けない原因を追及していかないと。
2週間ぶりに引っ張り出してきてバッテリーを繋いでエンジン始動。
前にキーをオンにした時は燃料ポンプから凄い音がしてたのが今回は静かなまま。
もしかして動いてないの？と思いながらセルを回すと案の定エンジンは始動せず。
何度かチャレンジしてみたけどエンジン掛かる気配は全くなし。
とうとうアイドリングすらしなくなりましたよ。(笑)
エンジン吹けない原因は燃料系統だろうという予測はついてるんでガソリンタンクのキャップや内部、燃料ポンプを洗浄しようと思ってるんで想定の範囲内。
ということで、ガソリンタンクを外していきます。
まずはタンクに残ってるガソリンをシュポシュポで抜いていきます。
ガソリンの匂いは普通だし色も綺麗なんで入れたばっかりかなって感じ。
意外と量が多くて4、5リッターぐらい入ってる。
ただ、残り少なくなってきたらゴミのようなモノがチョロチョロと出てきましたよ。
ガソリン抜き終わってシュポシュポを取り出すと底に当たってた先端部分に黒い汚れが付着してたんでタンクの底にゴミが溜まってるんだろうなっていうのはわかったけどね。
次にアルミの白粉で真っ白になってるタンクキャップを外してタンクの取り外し。
タンクの取り外しはアッパーカウルとタンクの固定ビスを外しシートを外せばタンクを外すことができるみたい。
タンクと車体を固定してるボルトを外してタンクを持ち上げると燃料ホースと燃料ポンプのコネクターが見えました。
インジェクションは燃料ホースの取り外しがコネクターみたいな差し込み式になってる。
はじめて外す時は固定の解除のやり方がわからないし解除してるのにホースが固着して抜けなくて苦労したけどね。
コニンジャくんも長い間タンクを外してないからホースの固定を解除してるのに固着しててなかなか抜けなかったけどね。
燃料ホースを外すと茶色くて白く濁った液体がポタポタと。
目を疑うような液体でガソリンには見えない。(笑)
燃料ポンプのコネクターを外したらタンクの取り外し。
タンクをひっくり返して燃料ポンプの取り出し。
ボルト緩めるだけなんであとは楽勝。
ボルトを抜いて燃料ポンプをゆっくり取り出していくと燃料ポンプとタンクのふち辺りにヘドロのようなモノがびっしりと付着してる。
そのままゆっくりと燃料ポンプを引き抜いていくと茶色くて白く濁ったドロドロしたモノがいっぱい付着してる。
燃料フィルターなんかまっ茶色でフィルターっていうのがわからないぐらいのモノになってるし。
こんな状態でも一応ポンプ動いてたんやって、ある意味凄いなって思ったけど。
これは壊れて当然でしょうね。
付属部品を取り外したガソリンタンクの中を燃料ポンプ側から覗いてみるとサビは意外にも少なくてタンクの上のほうはシルバーが見える。
ただタンクの底には今まで見たことがないような景色が広がってたけどね。(笑)
茶色というかネズミ色というか白が混ざって濁ったようなドロドロとしたモノがタンクの底にいっぱいある。
まさにヘドロって感じのモノが。
このドロドロが燃料ボンプに入り詰まってモーターに負荷が掛かって焼けたのかな。
はじめてエンジン掛けた時に燃料ポンプの音が凄くてビックリしたからね。
ただ、このドロドロが燃料ホースを通り燃料パイプ、インジェクターまで行ってるのは確実。
で、インジェクターの噴射口の小さい穴を塞いでしまいアクセル開けても燃料が流れてこないんで回転が上がらないってことになってたのが想像できる。(笑)
これがキャブ車ならキャブを全バラしてジェット類の穴の汚れを落として上げればエンジン掛かるんですけどね。
ここまでの状態になるとインジェクション車のほうが厄介。
エンジンが吹けない原因がわかったのは嬉しいけど、スロットルバルブ外してインジェクターまで外さなあかんやんって思ったらヤル気が無くなってコニンジャを直してしまったけどね。
だから、今回はガソリンタンクと燃料ポンプ外して作業終了。
スロットルバルブは今度外すことにします。
コワイもの見たさで外そうかなと一瞬思ったけど燃料ポンプに付着してるヘドロの異常さがハンパないんで見たくないっていう気持ちが勝ってしまいましたよ。
ということで、まずはガソリンタンクの洗浄と燃料ポンプの修理から取り掛かります。
ガソリンタンク、燃料ポンプ共に程度の良い中古買えばすぐに直るんですけどね。
中古と言えども買えばけっこうな値段が飛ぶ。
ガソリンタンクは中古なのに2万ぐらいするからね。
燃料ポンプの中古も意外と高くて1万ぐらいするし。
お金掛けて直してたら安く買った意味がないしね。(笑)
急いで動くようにしないといけないワケではないんで修理費用を抑えてコツコツと直していくけどね。
ただ、予算を抑えてとりあえず動くようになりましたっていうことはしません。
新品パーツに交換したのと同じぐらいの仕上がりにしていきますよ。
お金は出さないけど手間と時間はいっぱい掛けて。
愛情注いであげます。(笑)