2021年7月1日のお話。
中華ゴリラの前後キャリパーはおっさんが乗ってたNSR50のモノをそのまま流用。
このNSR50はおっさんのところに来て5年ぐらい経つけど、その前は10年ぐらい乗ってなかった不動のサーキット仕様をヤフオクで購入したモノ。
走るようにしたけどサーキットに行くのがめんどくさくて5、6回しか乗ってないんですけどね。
その時はフロントだけブレーキパッドを交換してリヤはそのまま。
分解とはせずに軽く洗浄とキャリパーピストンを磨いたぐらい。
今回もそのまま使おうと思ってたけど、さすがにキャリパーの動きが悪いんで分解洗浄することにしたけどね。
ほんとはオーバーホールしてあげないといけないぐらいなんだけど。
キャリパーは後で交換したいなぁと思ってるんでオーバーホールするのがもったいない。
ということで、今回は分解清掃でちょっとの間しのぐことに。
5年ぐらい乗ってなかったけど、洗浄してから距離は走ってないんでブレーキパッドのカスがちょっとあるぐらいで、そこそこキレイな状態でしたよ。
とりあえず、外せるものは全部外していきますよ。
ブレーキパッドを外したらキャリパーに虫が住んでたけどね。(笑)
ブレーキパッドは全然減ってないんでまだまだ大丈夫。
全部外し終わったらブレーキクリーナーで洗浄。
キャリパーピストンはキャリパーから出てる部分は傷だらけなんで本来なら交換したいところ。
パッドピンもヘタリがあるんで交換なんですけどね。
高価な部品なんで洗浄してそのまま使うけど。
スライドシャフトはグリスの油分が無くなって単なる汚れになってたんで取り除いてキレイに。
ピストンシールは取り外さずに周囲の汚れだけ落として再利用。
スライドシャフトのゴムブーツも油分の無くなったグリスを取り除いてキレイにしておきましたよ。
キャリパー本体もブレーキクリーナーでキレイにしたけど大してキレイになりませんでしたね。
一応洗浄が終わったんで組み立てを。
キャリパーピストンとピストンシールにブレーキオイルを塗ってピストン挿入。
スライドシャフトとゴムブーツにシリコングリスをたっぷり塗ってからキャリパーと合体。
キャリパーを動かしてはみ出したシリコングリスをキレイに取り除いてブレーキパッドの取り付け。
パッドピンを入れてメクラキャップ付けたらフロントキャリパーの完成。
洗浄前はスライド部分の動きがカクカクしてたけどスムーズに動くようになりましたよ。
放置車両によくあるブレーキの引きずりとかは無くなるはず。
これでちょっとの間は十分使えるキャリパーになったんじゃないかな。