2021年3月3日のお話。
この前ハーレーのデロルトキャブのジェット類をメタルクリーンとエンジンコンディショナーで洗浄したけど汚れの落ちがいまいち。
前の記事のコメントで教えていただいた硝酸。
YOUTUBEで動画があるんで観てみたらこれがめっちゃキレイになってるんですよ。
おまけにめちゃくちゃ楽しそうだし。
これはおもしろそうなんで硝酸で洗浄しよう思ったけどどこで購入できるのかわからず。
いろいろ調べたんですけどね。
危険物取扱いの資格が必要みたいだし一般ではなかなか買えないみたい。
有機溶剤の資格はあるんですけどね。
硝酸は売ってるところもわからないし買えるかどうかもわからないんで違う方法を考えることに。
真鍮の洗浄で調べたら真っ先に出てくるのがお酢。
うちにもお酢ぐらいあるだろうと思ってたけどあったのが賞味期限の切れたお酢。
新品ならまだしも当然開封してるお酢。
うちの家がお酢を使うような料理をしてないのがバレてしまいましたね。
新しく買っても良いけど洗浄効果がわからないし、料理で使うこともないだろうからとりあえず開封済みの古いお酢で試してみることに。
2分から5分ぐらい浸けるだけでキレイになるらしい。
いきなりデロルトのジェットでやって使い物にならなくなったらイヤなんでTS200Rの古いジェットで試してみました。
古いお酢なんで長めの5分浸けて水洗いしたのがコレ。
なかなかキレイになりましたよ。
くすみや黒ずみは落ちて十分キレイになりましたね。
ただ腐食にはあんまり効果がない感じ。
あんまり害はなさそうなんでデロルトのジェットを1個やってみました。
左側のジェットがお酢に付けた方。
お酢でキレイになったけどやっぱりいまいち。
重曹をペースト状にしたモノが効くらしいけど傷が付いたりするみたいなんで歯磨き粉と歯ブラシで磨いてみたんですよ。
お酢に浸けただけの時よりかは輝きは出てキレイになったけどめんどくさいんでこれは却下。
最後に試したのがサンポール。
金属の錆び取りでは有名ですよね。
サンポールは強力な溶剤なんでタンクの中の錆び取りでは薄めて使ったりするんですけどね。
今回は原液に直接浸けて試してみましたよ。
溶けたりしたらイヤなんでTS200Rのジェットの中でお酢に付けても汚れがひどかったメインジェットをやることに。
どれぐらい浸けとけば良いかがわからないんでお酢よりも強力だろうから1分間浸けてみたのがコレ。
汚れや黒ズミの激しいところの汚れは落ちてないけど全体的に明るくなってキレイになりましたよ。
メインジェットが溶けたりはしてないみたいなんでデロルトのジェットを1個やってみることに。
お酢と歯磨き粉で磨いた方と比べても断然サンポールのほうがキレイ。
ここまでキレイになれば使えるんじゃないかなぁと思うんですけどね。
右側のジェットがサンポール。
サンポールが時間も短いし一番キレイになりましたね。
これなら手間も掛からないし理科の実験みたいでおもしろいから楽しんで作業できますよ。
最後に中性洗剤で洗って556吹いて腐食防止はやっとかないといけないけどね。
硝酸が手に入らなくてどうしようかなと思ったけどサンポールのおかげでデロルトキャブのジェット類が復活できそうで助かりましたね。
それでなくても普通のキャブと比べたらジェット類が多いからこれを全部新品に交換してたら凄い金額になるからね。
エンジン掛かってセッティングするのにジェットが必要になってくるからかもしれないし。
買い足すのはしゃあないかなとは思うけど、まだエンジン掛かってないからね。
エンジン掛かるまではできるだけ出費は抑えておかないと。
放置車両なんでこれから交換が必要なパーツがいっぱい出てくるからね。
タイヤなんかゴムじゃなくてプラスチックみたいになってるし。(笑)
ジェット類をキレイにする方法が見つかったんでバラバラにしてほったらかしになってるキャブのその他のパーツもキレイにしていくことにします。
このデロルトキャブを使ってハーレーのエンジン掛けてみたいからね。